DANCE DELIGHT オフィシャルサイト!

2012年2月5日(日)@SAVOY THEATRE(HELSINKI)

2012年2月5日、北欧では初となるHELSINKI DANCE DELIGHTが開催された。イベント当日はヘルシンキでも珍しい-20℃という極寒の気温だったが、ヨーロッパ各地から観客も訪れ会場は熱気に包まれていたのが印象的。エントリーは13チームと少なかったが、地元フィンランドから7チーム、ロシアから4チーム、エストニアから2チームという国際色豊かな内容に。ジャッジには日本からMACHINE、ヘルシンキからSara。フランスからYaman、Physs、Gator、Babson、アメリカからDashaunと7名もの豪華布陣。更にゲストショーが「Serial Stepperz」「Vogue’ology」「Pro Phenomen」と3つも組まれ、まさにダンスフェスティバルといった内容に。ヘルシンキ大会の大きな特徴はコンテストの進行が予選と決勝に分かれていた事。予選でベスト6を選び、もう一度その6チームが決勝で踊って最終審査をするというもの。

そんな中、優勝したのは地元ヘルシンキのオリジナルロックダンサー率いるロックチーム「Will Funk For Food」。ホームの利を活かして声援も一番多く、余裕たっぷりにグルービンに踊りきった。2位はロシアのHIP HOPチーム「FarFor」。ダブサウンドに乗りしっかりとしたダンスとオリジナルスタイルを見せた。3位は地元ヘルシンキのVoguingチーム「VoGuenon」。圧倒的なパワー、エナジーでこの日一番会場を盛り上げていたのが印象的。13チームというエントリー数で始まる前はあっという間に終わるかと心配したのが無用なほど濃い内容だったと言える初のヘルシンキ大会。この開催をきっかけに北欧シーンにDANCE DELIGHTが浸透していくことを期待したい。

 

WINNER

Will Funk For Food (HELSINKI)

JUDGE

前列左から Physs、MACHINE、Sara、Yaman、Dashaun

後列左から Babson、Gator