2017年8月11日（金）@SPACE-A-Sh

81人が参戦した “Be.b-boy -BREAKING SOLO BATTLE-“
優勝は大阪のB-BOY “m0nm0i”

▼BEST8
complex (シアトル)
TENG ROCK (奈良)
piyo (大阪)
のちのち (滋賀)

▼JUDGE’S COMMENT

Hibiki
全体的に重たい雰囲気だった為、ムーブに留まらず自分自身をデザインしている人が圧倒的に目立っていたと思います。ピックアップバトルは運が占める部分が大きいんですが、「上がりきった」人はやっぱりそういう魅力があったと思います。決勝は、両者が集中力を欠きつつも、芯でぶつかる感じでいい感じにリアルな決勝だったと思います。決勝はなんだかんだでイベントのコンテンツを象徴するバトルになると自分は考えているので、人の見え方は千差万別ですけど個人的にはかなり好きな感じでした。印象的だったのは、ベスト４の「ケイン」vs「コータロー」はほんまに最高でした。生でしか味わえない醍醐味だなと思いました。あの空気に持っていける感じに2人のポテンシャルを感じました。あと、BEST8の「テング」vs「モンモイ」のバトルが一番難しかったです。あと初戦ピックアップの「ピヨ」くんの踊りが凄くよかったです。

AYUMI
第2予選サークルは全体的にレベルが高くピックアップするのがとても難しかったです。セミファイナルの両バトルはすごく良いバトルで接戦が続きとても盛り上がっていた思います。決勝は、2人ともお互いに自分らしさをだした素晴らしいバトルでした！印象的だったのは、空気感を掴むのがとてもうまかった「Koutaro」くんが印象的でした。セミファイナルの「monmoi」vs「Kein」のバトルは互いに良いムーブに音楽がリンクし判定がとても難しいバトルでした。

YouYA
予選～決勝までをみて、自分のスタイルを貫いてる人がトーナメントにいけてたと思います。うまいキッズやbboy、b-girlも沢山いましたが、”何か”が足りないように思えます。その”何か”を自分の味にできると結果は変わるのではないかと思います。予選に関しては、僕とWU-TANさんで評価が同じ時もあれば、全く別の時もありました。各サークルから必ず2名のピックアップだったので、ジャッジが選ぶ順番が変わればトーナメントに上がるメンツが変わっていた可能性もあるかなと思いました。決勝戦は両者共に個性が強く、見てて楽しいバトルでした。「kotaro」は立ちでのノリノリ感がよく、「モンモイ」は全体的にのれてました。トータルでよりスキルフルだった「モンモイ」に上げました。印象的だったのは、二次予選での「piyo」君がすげーかっこよかったです！生で見るムーブだからこそ分かるフレイバーがスゴくでてて良すぎでした。あとは「KEIN」も良かったです。立ち、フロアー、パワー、フリーズとオールマイティにこなし、ミスがなく、トーナメントに上がったメンツの中でのスキルはダントツに良かったです。

WU-TAN
今回予選サークルが2回という事でとても面白かったです。オーディションに上がる為の魅せ方と、1on1になった時の魅せ方を両方できるかどうかがキーになったのではと思います。決勝戦はどちらも即興性のあるダンスを持ち味にしていて見所満載なバトルでした。印象的だったのは「コータロー」vs「ケイン」ですね。相手や音楽、そして会場との対話全てが見られてお互いにライブ感のあるダンスを見せていてとてもヤバかったです！