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2017年5月4日(木・祝)@Zepp Namba

日本全国そしてアジア諸国から
237名が参戦した
“WAACKING 1ON1 BATTLE”

優勝は台湾の実力派WAACKER
“Chrissy Chou”

 

▼BEST4
calin (CHANCY, wired/長崎)
YUMEKI (BadQueen/大阪)

▼BEST8
IBUKI (Bad Queen/大阪)
美都留 (sangria, Aroma/大阪)
Bagsy (UK)
WIZZARD (BITGOEUL DANCERS/KOREA)

▼BEST16
Hinana (麗/大阪)
JUNKOO (TOKYO FEMALE WAACKERS/東京)
SOUL K (GHOST OF SOUL/KOREA)
おかよ (sangria/大阪)
J-pac (Urbanlife Crew/KOREA)
CHIHIRO (MYSTER waackers/大阪)
YOYO (Caster Queentuts/CHINA)
Lip J (molip/KOREA)

▼Aサークル一次予選通過順
IBUKI (Bad Queen/大阪)
WIZZARD (BITGOEUL DANCERS/KOREA)
美都留 (sangria, Aroma/大阪)
Chrissy Chou (Taiwan Waackers/Taiwan)
calin (CHANCY, wired/長崎)
Essence(CANADA)
YOYO (Caster Queentuts/CHINA)
ひかりんご (D’LACSSY/兵庫)
ゆう (ALRESCHA /大阪)
ひより (MysterWaackers/大阪)
RYO-TA (兵庫)
J-pac (Urbanlife Crew/KOREA)
Nao (Dia soul Betty/滋賀)
小幸 (TOKYO WAACKING SENSATION, QUEEN/東京)
香鈴 (大阪)
YuriAle (MY-ME/大阪)
莉多 (兵庫)
milky (Vigor/大阪)
kaori (Garance/愛知)
WAACKIN-GO (MENS WAACK JAPAN/東京)
Yu-ka (大阪)
RIYO (福岡)
RUKA (大阪)
RENA (MondoManiaxxx/愛知)
Evan (Rebirth Crew/CHINA)
コッティ (marble, Durga/兵庫)
MOGA (アルストロメリア/山形)
MARINA (H&L Students/滋賀)
Shiomi (PLANET/北海道)
HINA (Rhythm note/高知)
Pan (House Of Akuma&Waackapow/Taiwan)
X-jade (STD/CHINA)
KURUMI (和歌山)
キャッツアイ (dizzy jiggy, BUDDIES/東京)

▼Bサークル一次予選通過順
おかよ (sangria/大阪)
Lip J (molip/KOREA)
CHIHIRO (MYSTER waackers/大阪)
Bagsy (UK)
JUNKOO (TOKYO FEMALE WAACKERS/東京)
YUMEKI (BadQueen/大阪)
SOUL K (GHOST OF SOUL/KOREA)
Mr.Tea (DaDisco/CHINA)
GAKU (MAGIC BOMBAAA!!/岡山)
KOI (QUEEN/大阪)
AYANON (島根・大阪)
king Nai (Riddim Nation/Australia)
Ryuji (おかやまん’z/岡山)
MAO (BOSS/大阪)
MAIKO (岡山・大阪)
Tomokazu (WAACK’n STORE/長崎)
asami Neiv (岐阜)
JURI (大阪)
ASA (ありなみん/大阪)
佳代子 (愛知)
あやのっち (D’LACSSY/大阪)
ShowTA (House of Ninja/北海道・大阪)
MIKUMIKU (CHANCY, WAACK’nSTORE/長崎)
みやか (ALRESCHA/兵庫)
Alvin (Caster Queentuts/CHINA)
りんれ (MYSTERWAACKERS/京都)
Hinana (麗/大阪)
MEME (麗/大阪)
Ainnie (E-Ai-E-Ai-YO!!/愛知)
Bogie (Waaskey/Taiwan)
Funnyon (Visual Impact crew/KOREA)
KANAKOモンスター (Libero Monster/静岡)
Shizuku (女子力あげるんず, SAPPOWAACKERS/北海道)

▼JUDGE’S COMMENT

Ebony (Forêt Noire)
一次予選はみんなのレベルの高さに驚きました。二次予選からは「オリジナリティー」に着目して見ていましたが、多くの人が、同じように音を感じて、同じトリック(技)を使って、同じように音を解釈して表現しているのが見えて来ました。アームテクニックや、FUNKなフィーリングはとても良かったですけどね。何が欠けているかと言うと、「Personality」と「Originality」です。どうしてあなたは他の人と違うのか、あなたはどんな人がなのか。人によって感性が違うから、音楽の感じ方、解釈の仕方が同じであるということはありえない事だと思うのです。トップ16に残ったダンサーは結果的にそれぞれとても違っていて幅が広いメンバーが残りました。どのダンサーも、ダンサーとしてのレベルが高く、とても素晴らしかったです。ここで必要とされていた事は、この緊張感、プレッシャーなどのストレスの中で、誰がそのバトルの現場に存在する全てのものと一緒になって、より上手く踊ることが出来るか?ということです。つまり、音楽、オーディエンス、ステージ、衣装など与えられたものを全て上手く使えるかがポイントとなりました。決勝戦は2人のベストダンサーの戦いと言うことでとても難しかったです。とても感動したのは「Essense」が観客をコントロールして彼女の世界に没頭させた事です。私は「Essense」に上げました。その理由は彼女の方が音楽をよく音楽を理解、解釈し、それを表現していたからです。音楽を解釈し表現するということは、ただ単にビートを取るだけではありません。音楽に合う、完璧なムーヴを選び、またそれがいつどのタイミングなのか、そして何故動くのか。そして腕は、ただ動かしているだけではなく、いつも何かを語っていなければなりません。彼女はそういう部分で完璧でしたね。他に印象的だったのは「Wizzard」ですね。そして一番印象的だったバトルは決勝戦ですね。このOSNは最初から最後までとても素晴らしいイベントでした。アドバイスをするとするなら、ポージングについてもう少し研究するといいと思います。WAACKINGにおいて、ポージングはあなたのアイデンティティを表すものだからです。

Mutsuko (RM SOUL)
OSNという大祭典に国内海外からと、この日に向けて沢山のWAACKERが色々な想いを持って集結した素晴らしい2日間でした。色々なダンススタイルが見れた事、衣装も様々で特にアジア勢の華やかさが目立ってたと思います。予選の時に、緊張からか表情が厳しく強張ってる方も沢山いて、気持ちが痛いほど感じましたが、やはり表情も大切な一部ですので、もう少し意識すると随分変わると思います。ベスト16のメンバーは実力がある方ばかりで、ここに入るだけでも本当に壁が厚い!どうなるんだろう…と見る事や感じる事に集中してました。そんな緊張感の中「Bagsy」の衣装から小道具、キャラに随分楽しませて頂きました。決勝戦の2人は世界が全く違っていて、どんどん引き込まれていきました。「Essence」は舞台を「Chrissy Chou」はミュージカルを見てるようで、2人とも自分の美しさが出た素晴らしいDANCEでした。正直、とてもとても悩みました。印象に残ったダンサーは「YUMEKI」「Lip J」「IBUKI」「美都留」「WIZZARD」「JUNKOO」「Bagsy」「小幸」「SOUL K」「YOYO」「ひかりんご」「Ryuji」です。印象に残ったバトルは最終予選ベスト16をかけてのエクストララウンド「小幸」vs「WIZZARD」、ベスト16の「Lip J」vs「WIZZARD」「JUNKOO」vs「IBUKI」です。最後に、2日間お疲れさまでした。WAACK愛に満ち溢れた2日間、皆さんのDANCEを見て沢山感動しました。これからも、自分の愛するものを信じて、自分の想うスタイルを貫いて日々精進して行って下さいね。私もまだまだ頑張りたいと思います。ありがとうございました。

Mizuki Flamingo (TOKYO WAACKING SENSATION, Shangri-La)
レベルはとても高かったですが、レベル差も結構感じられました。2次予選からトーナメントまでは凄く僅差で、トーナメントからは全て決勝レベルのバトルでした。ベスト16に入るのはとても難しかったと思います。決勝戦は、時間無制限となるとWAACKは物凄い長さになる事がしょっちゅうですが(笑)、どちらも終始魅せきっていて、最後まで長さを感じさせないとても見応えあるバトルだったと思います。自分は「Chrissy Chou」に軍配を上げたのですが、彼女のあの局面での隙の無さと完成度を讃えての結果でした。「Essence」もとても美しく、オリジナリティに溢れていて本当に甲乙付け難かったです。印象に残っているダンサーは、、、トーナメントに残った全員です(笑)。ただFeel itで踊った時の「YUMEKI」には涙が出そうになりました。あんなにコントロールの効く彼女が、少しまとまりが無くなるくらい気持ちが先行しているのが見えて、不覚にもウルッとしました(笑)。前のバトルとかいつもの彼女と比較してジャッジをする訳にはいかないので冷静になりましたが、あれは感動しました。あと「Lip J」「Wizzard」も手を挙げる瞬間は1度深呼吸しましたし、「JUNKOO」vs「IBUKI」の時は、余りにも違い過ぎて何を審査すればいいのか一瞬心に迷いが出ました(笑)。トーナメントに残っていない人で言うと、オーストラリアの男性WAACKER「King Nai」が印象的でした。トーナメントは色々な意味で本当に厳しい決断ばかりでした。最後に、今回のOSNを通して、益々私はバトルはバトルであって、それ以上でもそれ以下でも無いなと思って、(もちろんバトルやコンテストで何か本気で目指すのは素晴らしい経験になる事は間違い無いですが)もしそれ以上があるとしたら人との絆なんかが強くなる時間であって、WAACKに関してはですが、踊りの優劣を決めるものでは無いかなと思いました。だからよく言われる事ですが、バトルは”水もの”だから、結果に一喜一憂し過ぎるのはやっぱり違うなと。たった数人の人間が数十秒の踊りを見て決めていくゲームだから、悔しい思いとか残念な気持ちはもちろんあると思いますが、落ち込み過ぎないで欲しいなと思います。でも!そこに人生懸けつつやっていく本気度があるから面白いし、素晴らしく感動もするので、中々バランスが難しくて矛盾に聞こえるかもしれないんですが。私もまだ出ている側だし、過去に何度も涙した事があるので気持ちはよくわかりますが、バトルに捕われてしまって、バトルの為だけの踊りをしていたらバトルがダメだと全部ダメなように感じてしまうと思うんですよね。でもバトルの為だけに真剣になる期間はあってもいいと思うからまた難しい、、(笑)。とにかく、WAACKなんか特に所謂”音ハメ”とか”身体能力”とかそういうの置いておいて、とりあえず衣装が凄いとか、やたら小道具が多いとか(笑)そういう事も楽しみの一つなので、自分が好きな事をちゃんとまず自分自身が理解する事が必要だと思いました。かといってパフォーマンスだけしてもダメだとは思いますが、でも自分が楽しくなきゃ意味が無いですよね。勝つ事以外の楽しみが絶対に必要だと思います。トーナメントに残っている人達はそういう所が各々に明確なんだと思いました。だからこそあんなにバラバラなんじゃないかなと(笑)。なので予選通過出来なかった人で悩んでいる人がいたら、そういう所探していったらいいのかなと思います。一体何が好きでWAACKを踊りたいのか。もしバトルが無かったらどうダンスをしていくのか。強いて一つピンポイントなアドバイスをするとしたら、服装に対してめちゃくちゃ合わないスニーカーの子が何人もいたので気になりました(笑)。ダンスなので、踊りやすさと同等に、なんならそれ以上に、DISCOで踊るWAACKでは見た目にこだわる必要はあるかなと。なのでジャッジムーブは12センチのピンヒールで挑みました。あのカバンは趣味がいいかと問われれば謎ですが、自分は満足しています(笑)。皆さん、お疲れ様でした!素晴らしい時間を共に過ごせた事を嬉しく思います!