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2017年5月4日(木・祝) @ZEPP NAMBA

日本、そしてアジア諸国から
205組、410人が参戦した
“LOCKING 2ON2 BATTLE”
見事優勝を果たしたのは
ベテラン女性ロックチーム
“Bitter box sisters”

 

 

▼BEST4
Luplo D-FLO (KOREA/Luna・Mr.split)
SHUFFLE!! (東京・神奈川/HICKY・SORI)

▼BEST8
JAM (和歌山・京都/DAI・Jungo)
TORUS (広島・宮城/FRESH SEIJI・Yu-mah)
POG&SHO➝RI (仙台・岐阜/POG・SHO➝RI)
ANIMAL FUNK (熊本/JIN・KEITA)

▼BEST16
2-VASA&ena (福岡・大阪/2-VASA・ena)
P-KO&TAKE-C (兵庫/P-KO・TAKE-C)
Originality (KOREA/Moon・Mr.Hwang)
FUNKA BOOGIE ROCKERZ (大阪・沖縄/BOOGIE M・KONG the FUNK)
W-CLAPS (山形・福島/SEI・福助)
Cloud Nine (東京・福島/Hinoken・YUKA)
DOWNTOWNBOUNCE (東京・新潟/DAIKI・すずきゆうすけ)
Paco&Randy (CHINA/Paco・Randy)

▼BEST32
AYAKA&HANA(熊本・福岡/AYAKA・HANA)
JAY&LOCKING DOU(CHINA/JAY・LOCKING DOU)
PEACH FUTURE(岐阜・和歌山/Mo”ka・ターザンMIRAI)
MOEKAチキチータ&ATSUSHI(大阪・和歌山/MOEKAチキチータ・ATSUSHI)
YU-ICHIRO&Takanoly(大阪/YU-ICHIRO・Takanoly)
Mountain kids(TAIWAN/Smile・Acai)
MOTHER FUNKER(神奈川・東京/SACHI・Miss Mee)
FEEL ALIVE(沖縄/SAKI・NATSUMI)
Twin Turbo(和歌山・兵庫/ネネ・LOCKIN KILA)
乙女組(兵庫/Hi-SAE・ETSUKO)
UU&シーラE(大阪・静岡/UU・シーラE)
L.sun&know (KOREA/L.sun・know)
えりんこぶけ(熊本・福岡/古武家・えりんこ)
SAKURA&NAOYA(愛知/さくら・NAOYA)
Parubunny (KOREA/punch bunny・PALU)
FUNKY LOCKERS(大阪・和歌山/風花・YAMATO)

▼JUDGE’S COMMENT

 

Locking Khan (ORIGINALITY)
OSNの予選を見て、現在の日本のLOCKシーンを感じることができ、また、日本以外のアジアのいろんなダンサーを見ることが出来て凄く良かったですね。自分としても勉強になりました。決勝戦は「Bitter box sisters」に関しては、昔から見てきた偉大な先輩なので見ることが出来て嬉しかったです。「RISA」さんも「YUKARI」さんも子供もファミリーもいる中で大変な中、しっかり両立して凄いダンスを見せているのが本当に素晴らしいと思いました。これからもお二人の踊っている姿を見る機会が増えるのを楽しみにしています。「ICHI&YUI」は新しいジェネレーションのちからを見せてくれたと感じてます。「ICHI」は個性的でファンキー、「YUI」はテクニカルな部分の努力を感じました。これからが楽しみなチームだと思います。決勝戦は見ていて本当に楽しかったです。印象的だったバトルは「Lupio D-FLO」vs「Originality」です。実は「Originality」は自分が所属しているチームであり、「Lupio D-FLO」も生徒です。この2チームは今の韓国のLOCKをレペゼンしてくれたと思うし、韓国同士のバトルにお客さんから沢山声援をもらえて凄く嬉しかったです。凄く審査は難しかったですが、どんなバトルも私情は入れず、自分が持っている判断基準を元に審査をしました。最後に、自分もそうですが、長くダンスをやっている方は健康に気をつけて、体力つくりを欠かさずもっと良いダンスを魅せることが出来るように頑張っていただきたいです。若い世代の人達は、沢山の経験を通じて自分が持っている個性を磨いて、とにかくたくさん踊って自分自身を表現していって下さい。私はLOCKというダンスのパワーを信じています。そのパワーとは自分の生き様を見せる事です。自分の生き様をどういう風に見せるかはそれぞれの努力によって変わってくると思います。これからもみなさんのかっこいいダンスが見られる事を楽しみにしています。

PEET (Be Bop Crew, Style of FUSION)
今回は海外勢も加え、全体的なエントリー数もかなりの人数だったので審査自体が大変でした。予選ではテクニックは勿論のこと、表現力や印象に残るチームに良い点を出しました。トーナンメントは2on2のチームバトルなので、その場の空気感でしっかりとナチュラルにバトルをやってるチームに手を挙げました。逆に個々のテクニックはあるのにも関わらず、チーム感がなく、2人でバトルしていないところは残念な感じがしました。決勝戦はさすがに決勝だけあってジャッジするのがとても難しいバトルでした。キャリアとダンスの上手さで優っていた「Bitter box sisters」も素晴らしいダンスでしたが、エナジー溢れるバトルで会場の空気を自分達のものにしていた「ICHI & YUI」には心打たれました。他に印象的だったのはマサオ&カズヒロの「FUNKA BOOGIE ROCKERS」「ANIMAL FUNK」「P-KO&TAKE-C」「JAM」はどれもナイスバトルしてました!最後に、せっかくLOCKは2on2のチームバトルなので、自分のテクニックの見せ合いだけでなく、チーム感やルーティン等も含めたチームバトルをもっと意識して欲しいと思いました。

NOBBY (FULL AHEAD, JAM)
まず、10代の頃から参加し、ストリートダンサーの熱いソウルを感じれる本大会でJUDGEできたことを光栄に思います。そして来年で成人を迎えるOSNに心からリスペクトしています。予選は、新旧が入り混じるだけあり、若手達のフレッシュな感覚と熟練されたダンサー達の鋭い感覚をJUDGEするのは凄く難しかったです。決勝トーナメントに入ると個々にスタイルを持ったダンサーが多く、音楽を楽しむ者、バトルを楽しむ者、どちらも必要不可欠ですが絶妙なセンスでどちらも魅せれるダンサーに評価をしていました。決勝戦は「ICHI & YUI」のとにかくハッピーな空間を作り出すバイブスが最高でしたね。音楽の流れに合わせたエンターテイメントショーを見てるかのような二人のコンビネーションに惑わされることなく、音楽と共に自分たちの音を生み出していく「Bitter box sisters」の貫禄あるロッキンは流石の一言でした。印象に残っているのは、猛獣を扱うかのような二人の組み合わせ・絡みが印象的だった「Originality」。息のあったルーティンを魅せる二人、合いすぎたのか同じ瞬間に同じところ痛めちゃった「JAM」。肥満という言葉が羨ましいぐらいマッチする「ANIMAL FUNK」。ここら辺のメンツは僕の頭の中でまだ踊っています。バトルは「FUNKY LOCKERS vs FUNKA BOOGIE ROCKERZ」のカードが面白かったですね。各ジャンルのスペシャリストでもある二人のロッキンは超絶イケてました。「FUNKY LOCKERS」も臆することなくぶちかましていたのも良かったです。「TORUS vs Luplo D-FLO」は「TORUS」の枠に囚われない野生的なその日のフィーリングで変化していくであろうルーティン・ソロ 、「Luplo D-FLO」のバトルに特化した組み技やソロのコンビネーション力は印象的でした。最後にメッセージですが、超若手へのメッセージは、独自の視点やサンプリングソースを見つけていく。DIGる。こだわる。みんなが見てるものを見るのではなく、自分が見てるものをみんなが見だすぐらい先取りしちゃいましょう。そしたらまた違う感覚を生み出すソースをDIGればいい。同世代のみんなへは、一昔前のあの頃みたいに各地方から出てきたバチバチした感じ。「あいつまた進化してるやん」あの感覚も大事にいつまで経ってもダンスで会話したい。あの時はお互い意味のないプライドや意地のせいでダンスで会話するしかなかったからね。ただシンプルにダンスで会話してた感じ。そこにバトルの楽しさを感じます。