JDD VOL.24 広島大会

ステージの形の特殊さに注意！
クラブ独特の空間と雰囲気をどう掴むかが鍵！

昨年7年ぶりに開催された広島大会。会場は老舗クラブ「CHINA TOWN」。ステージの高さは比較的低く、クラブ特有の観客との近い距離感があり、観客の心をどう掴むか、といった事も評価の重要ポイントとなりそうだ。天井が低くアクロバットをする際は注意が必要。ステージも横幅がそんなに広くないので大人数チームやフォーメーションを多用するチームなんかも練習時からパフォーマンスエリアを意識する必要があるだろう。また、ステージの形が少し特殊であり、出捌けは「上手（かみて）」のみ。「下手（しもて）」には身を隠しておける「溜まり」はほぼ無い為、「音先行」で両側から登場するような場合「下手側」のスタンバイが見切れてしまうという事態となる為、注意が必要。
ジャッジ席は比較的近いので、作品の細部もしっかり評価されると思った方がいいだろう。本番で隙を見せることがないように、しっかりリハーサルを重ねて完成度を高めておく事、そしてその上で当日の本番その瞬間にしか出せないフィーリングや相乗感を体現する事。これらを実現できれば、自ずと高評価に繋がるはずだ。