2017年2月17日（金）@JANUS

▼BEST8
DAI（和歌山）
SHOTA（大阪）
SORI（神奈川）
Keiji（北海道）

▼BEST32
駿太郎の極み（名古屋）
Riku（大阪）
tsugumi（神戸）
MARiNO（神戸）
2-VASA（大阪）
HIROKI（大阪）
AOkima（茨城）
Hinoken（東京）
YU-ICHIRO（大阪）
YABU（京都）
TOTSUKA aka Kingetsu（兵庫）
マスヨシ（大阪）
とまと（神奈川）
Suuzu（沖縄）
HIROKO（大阪）
つくる（京都）
SHIN（大阪）
ノッポ（山口）
YUTA（神奈川）
Jungo（京都）
ちっひー（徳島）
すずきゆうすけ（東京）
usako（愛知）
ICHI（茨城）

▼JUDGE’S COMMENT

TAKE-C
Hook up自体のルールが最近変わって、1次予選は2名pickになったのでしっかりカマせば若手も比較的上がりやすくなった傾向がありました。その分、2次予選は1次を勝ち上がった強者ばかりなのでBEST8に上がる壁が前回よりも難しくなったように感じました。この予選を上がる面子は、技術は勿論のことサークルの空気をしっかりと支配し自分の色を音楽と共にプレゼン出来ているかが鍵でした。トーナメントに入ると終始ハイレベルな争いばかりでした。特に「HANAI」vs「SORI」のバトルはプライドをかけたスタイルのぶつけ合いとい上げ合いの攻防が見れたのが良かったです。決勝の「HANAI」vs「YAZAKI」は互いに長年LOCKシーンを引っ張っている存在だけに、自分のスタイルを終始ブレずに踊り切る姿に感動しました。そこに互いの気持ちも乗っかり勝敗のつけにくい超次元なバトルになったと思います。JUDGEしなくて良かったと思った程です（笑）。決勝の面子は勿論ですが、「@yaka」「SORI」「DAI」といったダンサーが印象に残りました。

MISA
1次予選は、全身全霊のダンスが伝わる人が多かったように思います。その反面、最後の10秒くらいに凄く音楽とマッチする人も何人かいて、もっと早く音楽とマッチできたら良かったのにな、もう一回見たいなと思う人もいました。2次予選に上がった人は、皆さんそれぞれの色、好きなもの、雰囲気を持っていて、その人達がぶつかりあっている感じもあって、とにかくジャッジは難しかったです。誰が上がってもおかしくなかったと思います。その中でも私は、音楽にシンクロしていて、音の表現、リズム、がよりマッチしている人がカッコよかったなと思いました。決勝は、「YAZAKI」さんの熱いダンスから始まり、一曲目、音楽と一体化していて、最高でした。二曲目は会場を巻き込んで盛り上がり、「YAZAKI」さんの物凄いエナジーを感じました。「HANAI」さんは、常にLOCKINGの格好良さと、自分のフレーバーを沢山表現していて、音の表現やリズムがどんどん変化していき、少し先でも予想出来ないダンスなのがかっこ良いなと感じました。1次予選で上がれなかったけれど印象に残っているダンサーは、「えりんこ」さん、「TA-MA」「じゅり」ちゃん、「ATSUKO」ちゃん、「Hi-SAE」さん、トーナメントで印象に残っているダンサーは、「SORI」さん、「YU-KI」くんです。

YUKARI
1次予選から悩んだサークルが２つほどありました。「MANATO」「KIRA」「NA☆」など、この時点で良かったダンサーが多数いましたね。2次予選では「2-VASA」「HIROKI」「マスヨシ」が印象的でした。決勝は「HANAI」vs「YAZAKI」でしたが、両者ともキャラクターが濃いので、見応えありました！やはりキャリアも光っていてワクワク感の中にも安定感もあって、納得の決勝戦でした。全体を通して印象的だったダンサーは「SORI」君です。「HANAI」vs「SORI」のバトルも決勝戦並に熱かったですね！あとはBEST4だった「@yaka」ちゃん。準決勝の「YAZAKI」vs 「@yaka」の対戦は対照的で面白かったです。

KENZO
全体的には、高次元なレベルのダンスが連発していました。一次予選にも、シルエットや音取りは上手い若手のダンサーには沢山いたんですが、ダンスのカルチャー性やLOCKダンスに対してのこだわりや厚みと言う魅力を持つダンサーは少なかったんじゃないかと思います。2次予選は良いダンサーが沢山いて狭き門だったんじゃなかったかと思います。特に2次予選の「HANAI」さん、「DAI」君が上がったサークルは誰が上がってもいいくらいのレベルで、サークルパワーも働いてかなりアガるサークルでした。あの空気感は久しぶりに来ましたね！神バトルは「HANAI」vs「SORI」だと思います。バトルは最上級でした。YOUTUBEでは見れると思うんですが、この場で空気感を知れない人はバトルで勝つのは難しいんじゃないかっていうくらいはダンスの本来持つパワーが観れたんじゃないかと思うイベントでした。決勝の「HANAI」さんや「YAZAKI」さんは、自分がダンスを始めた頃にすでにシーンを代表する方であって、オールドスクールナイト優勝した時の花井伸二の映像や、RAVE2001のゲロッパ踊りを見てた自分からすると、自分のダンスをレペゼンしていた2人の画は感動的でした。「YAZAKI」さんがイスの上に乗った瞬間は、流石だなと、ダンスの技術はもちろん、キャラクターや自分自身が培ってきたダンスでのバトルの臨場感を感じれる人だなと本当に思いましたし、「HANAI」さんのバトルの駆け引きの空気感の作り方は今の若手にはマネして欲しいくらいの熟練度が見えて、特に2人のimprovisationが最高でした。印象的だったダンサーを挙げるとすると、特に「DAI」君のバトルコントロール技術や、バトルスタイルはこれからどんな事をするんだろうって期待をしてしまうくらいの今回グッと来るダンサーでした。「SORI」のナチュラルな感じでダンスとロックダンスを絶妙なバランスを感じる踊りは最高でした。お世話抜きで良かったです。熊本の「@yaka」はSDK ASIAのバトルで見るの以来で約9ヶ月振りだったんですが、尋常じゃないスピードでダンスもバトル技術も上がっていて、かなり衝撃でした。本戦では「SHOTA」「YU-KI」も好きでした。予選では「えつこ」「えりんこ」「たかこ」「ギンジ」「ユウイチロウ」「ICHI」「usako」、9stepperzから「YUTA」「アオキマ」「ちっひー」「アラナミ」が本戦に上がっても申し分ないくらいのダンスをしていたと思います。最後にゆかりさんとTAKE-C君と一緒に踊れて楽しかったし、ロックダンス最高だと感じれる一日でした。