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昨年、日本チーム初のBOTY WORLD FINAL優勝を果たし、日本のブレイクシーンに伝説を残した”THE FLOORRIORZ”が2連覇達成!!
BATTLE OF THE YEARの歴史の中でも1991、1992の”BATTLE SQUAD”(ドイツ)。2011、2012の”Vagabonds”(フランス)以来の快挙。
その”THE FLOORRIORZ”のリーダー、TAISUKEにインタビュー。

 

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ー優勝、そして2連覇おめでとうございます。

ありがとうございます。

ー昨年優勝しチャンピオンシードで今回出場した訳ですが、出場しようと思った理由を教えて下さい。

優勝したのをきっかけに、アカデミーを今年4月に開校したのも一つの理由です。新メンバーも加わったことでチームとしてまた新しい気持ち、形で、挑みたいと思ったからです。最初は出ないと言ってたメンバーもいましたが、最終的には全員で挑むことができたので良かったです。

ーディフェンディングチャンピオンのブレッシャーはありましたか?

正直全くなかったと思います。

ー新メンバーが加入しましたが、それぞれの紹介と加入の経緯について教えて下さい。

「Nicolas」は、見た目は黒人ですがハーフです。ハワイ生まれですが英語は全く喋れない日本人です。「SATORU」はおっとり系です。口数少ないですが、よく人の話を聞いて笑ってます。内に秘めてるタイプです。二人が入るきっかけは昨年のBOTYの次の日に行われたチームミーティングです。各メンバーがそれぞれFLOORRIORZの次世代の事を考え、名前が挙がってきたのが彼らでした。K.O.Cというイベントでも学生の中で目立っていたのは、チームの人間達も知っていました。更にNORIの後輩ということもあったので、NORIから直接話してもらい皆んなで練習をして二人の意志を聞いた結果、皆んなでチームに入ってもらおうと決断しました。

ー今回のショーのコンセプトを教えて下さい。

今回の音源はKATSUYAが中心に考えました。当然BBOYING、BREAK DANCEの大会なので根本的な部分はズレないようにと思って作りました。曲も全部サンプリングやビートを足したりなど全てオリジナルで制作しています。アーティストも東海岸にこだわりました。なので聴いた事ないと思った人が沢山いると思います。


ーショーの練習期間、またショーを作っていく上で苦労したことなどあれば教えてください。

練習期間は昨年よりも短かったです。8月末〜9月頭に曲が完成し、そこから1週間でベースになる形をかなり急ぎで作りました。ベースが出来てから、曲や構成の悪い部分を見つけて修正していった感じです。最終の形になったのは10月に入ってからだったと思います。振りを覚える事が、毎回メンバーが苦労している事だと思います。普通のステップだけではなく、ダンスの部分も強いので尚更だと思います。

ーバトルに対してはどういった準備をしましたか?ルーティンは幾つくらい用意しましたか?

勿論ソロで戦える準備はそれぞれしていました。ただそれぞれで役割分担をし、勝てるように工夫しました。ルーティンは準決と決勝でやった分だけしか作ってません。

ー本戦で実際にショーをした感想を教えて下さい。

楽しかったですよ!全体としての動きは悪かったかもしれませんが(笑)。終わった後は、ほとんどのメンバーが上位2チームに入るかどうか分からないという不安を抱えていましたけどね。

ー2位通過となりましたが、トップ6に勝ち上がったメンツを見てどう感じましたか?

予想していたチームが上がった感じですね。自分達的には2位通過だったので、俺らに流れは来ている!と思いましたね。

ーBEST 4バトルでは日本人対決となりましたがその組み合わせを聞いてどういう気持ちでしたか?

初め、昨年の決勝の相手だと思っていたらスタッフから日本だよって言われて少しビックリしてました。ただ何処が来ても大丈夫な準備は出来ていたので、気にしなかったです。

[準決勝バトルについて]

ー序盤1on1での勝負を求める動きを見せましたが、その真意を教えてください。

相手がずっとルーティンで攻めてくるのは分かっていたので、そこには乗らないという考えでした。なのでNORIが一人で行きました。

ーBody Carnivalの怒涛のルーティン&コマンドー攻勢に対して、どう攻略しようと思いましたか?

自分達のスタイルを出して、決めるところは決めるという事に徹していました。俺らが勝る部分を上手く引き出せてたと思います。

ーずばり勝因はどこにあったと思いますか?

スピード感と見慣れてるか、見慣れてないかだと思います。

[決勝バトルについて]

ー決勝はフランス、MELTING FORCEでしたが、バトルするにあたりどういった戦略で臨みましたか?そして実際どうでしたか?

二回しか戦わない予定で練習もしていたので、決勝が何処であろうと練習の成果を出すだけだと思っていました。実際やってて序盤から勝ってたと思ってましたが、お互い3〜4ラウンドやった時点で確実に勝ったと思ってましたね。

ーラストラウンドはWATA君でしたが、その理由は?

正直6ラウンド目まで回ってくるとは思っていませんでした。そのラストに”俺が行く”って言ったのがWATAでした!

ー優勝した感想をお願いします。

嬉しいよりも、ホッとしてます。2連覇出来て良かったです!そしてアカデミーの生徒達に良い報告が出来て良かったです!

ー開催地が移動して、会場の雰囲気も変わりましたが、その辺りはどう感じましたか?

昨年よりは会場が少し狭く感じましたが、昔のBOTYに戻った感じもしました。会場の雰囲気やお客さんの影響かもしれませんね。ホテルから街も近くて、買い物などの外出もしやすかったです。

ーTHE FLOORRIORZとして今後の展望をお聞かせください。

日本人が誰もまだ見た事のない景色を自分達だけが見れてるのも、応援して下さってる方々のお陰だと思っています。これからもまた、新たな気持ちで日々精進して行きたいと思います。俺らは一人一人が”Warrior”です。これからどうなるとははっきりと言えませんが、引き続きTHE FLOORRIORZを暖かく見守ってもらえたらと思います。

ーBATTLE OF THE YEARを目指すB-BOY、B-GIRLにメッセージをお願いします。

経験してください!THE FLOORRIORZは4回もあのファイナルの舞台を経験しています。俺はジャッジも含め、7回あの舞台を経験しています。あの舞台で経験することは、自分達の成長にも繋がると思います。頑張ってください。

ー他にアカデミーの事等、何か告知があればよろしくお願いします。

THE FLOORRIORZアカデミーは来年もまた4月から新学期が始まります。随時、THE FLOORRIORZのInstagramやTwitter、Facebookなどで説明会やオープンキャンパスの情報も掲載しているので、良かったら是非チェックしてみてください。相談なども気軽にご連絡もらえたらと思います。

ーありがとうございました。

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