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THE UNITY

カテゴリー EVENT, EVENT REPORT

2016年9月25日(日)@NAMBA Hatch

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30組がエントリーした
8名以上の大人数チーム限定コンテスト
“THE UNITY”
見事優勝を決めたのはハウスチーム
“KIVA”
が2012年以来の2度目の優勝に輝いた!


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TAKE-C
優雅だな~って感じました。チーム全体、ダンス全体からそういう質感が感じられ、その中に個々のスキルやキャラクターも見えたので、よかったですね。

Kury
登場の時点で「ゲストショー」みたいな貫禄や存在感を感じたし、選曲の理由も見ていて何となく感じ取れたし、ダンスもKAZUKIYOを筆頭に個々で活躍しているメンバーだったんですが、欲を言えばもう一つ感情の爆発するようなパートがあれば更に良かったかなと思いました。

YUKIHIRO
特に男性陣が目立ちました。独自の雰囲気があり、リズムをしっかり繋げて、フロウの良さなど、ハウスのいい部分を全面的に表現できていたと思います。

AYA
良かったですね。普段ダンスを通してメンバー同士が如何に心を通わせているのかが伝わってくるダンスでした。音楽に対するアプローチが繊細でしたね。

HASE
大人数ゆえに迫力があるチームは何チームもいましたが、観ていて「気持ち良い」「カッコ良い」と純粋に1番感じました。ショーの流れが非常に良かったです。個々の力とチーム力のバランスがもっと良ければ圧倒的な優勝になったのかなとも思いますが、HOUSEの良さと雰囲気を見事に表現出来ていました。


2
TAKE-C
王道の魅せ方でしたね。よく出来た振付をしっかり全員でユニゾンしてきていた訳ですが、そのユニゾンが他のチームと比べて一つ上の水準だったと思います。

Kury
作品が良かったですね。ダンスのスキルにしっかり統一感があり、曲と踊りとに疑問点が無く、作り込まれ方も単に見栄えを良くするためのものではなく、ちゃんと「ダンス」だったのが高評価に繋がりました。

YUKIHIRO
テクニックもパワーも魅せる所もあり、トータルバランスの良さが光っていました。

AYA
全体的に生徒がマイカちゃんにしっかり喰らいついていて、作品全体のクオリティーが高かったです。音楽にしっかりリンクしたハイレベルな作品をしっかり踊れていたと思います。

HASE
圧倒的な迫力がありました。迫力、ナンバー1です。個々のダンス力の高さを上手くチーム力に昇華出来ていていましたが、ショーの流れをもっと工夫したり、起承転結をもっと上手く表現したり、別のアプローチを少し入れる事が出来れば優勝していたのかなと思います。


3
TAKE-C
ユニゾンと遊びの両方を絶妙な具合で両立させたダンスが非常に格好良かったです。

Kury
作品自体が個々のノリやダンスにフォーカスしたものだったのですが、中でもベースボールシャツの男の子のノリが素晴らしかったですね。

YUKIHIRO
自分は1位をつけました。シンプルな中でちゃんと音楽を感じて踊れていたのと、凄くノリの良い男の子がいて惹きつけられました。チームのトータルバランスも良かったです。

AYA
個々にカラーがありましたね。ヒップホップに対する、そしてメンバー同士に於ける「愛」を感じました。それは優勝の「KIVA」に通ずる感覚でした。チーム構成として全員が対等な仲間同士という感じも他と違っていて良かったです。

HASE
HIP HOPというジャンルの良さを1番気持ち良く、楽しく表現出来ていました。個々の力とチーム力のバランスがすごく良かったです。ショーの流れの中で、気合いや勢いを出す部分と、抜きの部分のバランスも良かったです。バランス、ナンバー1ですね。


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TAKE-C
序盤からフットワーキングの良さを前面に押し出した内容で印象的でした。やや硬さが見えたのが惜しかったです。

Kury
今回の作品ですが、ややバリエーションが少なかったのかなと感じました。更なるアイデアの上乗せや斬新な要素があれば、更に評価は上がると思います。

YUKIHIRO
新しいことを入れつつ実験的な側面もありつつ出たと思うんですが、そんな中でも安定感もチームワークもあり、見せ場もあったので良かったと思います。

AYA
極めようとしている、そういう姿勢がブレていなくて好きでした。

HASE
Chicago Footworkという揃える事が難しいジャンルを、大人数にも関わらず、チーム力で表現しきった部分が素晴らしかったです。ショーの流れの中で、HIP HOPとの融合も良かったですね。


sp2
TAKE-C
大人数での魅せ方が上手いなと思いました。計算された構成とキレのある振付が広いステージに映えましたね。バランスが良かったです。

Kury
安定感がありましたね。ただサプライズは無かったように思います。「B:OCE」の2人がメンバーをリードする見せ方だったと思いますが、また違った形での作品の作り方や一体感の出し方が出来れば、一つ上の水準に行けるんじゃないかなと思います。

YUKIHIRO
全体的なテクニックのバランスが良かったともいます。パワー押しだったので、もう少し緩急表現があれば更に良かったのではないでしょうか。

AYA
オリエンタルな衣装のイメージと音楽とのリンクがもっとベストマッチしていたら更に良かったかなと思いました。

HASE
ショーの起承転結が非常に良かったですし、何よりもチーム力が見事でした。華やかに見える衣装のチョイスも素晴らしいですし、観ている方を飽きさせない構成、空間を上手く使う振付も良く、目線も散らなかったです。1つの舞台作品として自分的にはかなり良かったです。

  

===JUDGE’S COMMENT===

judge

TAKE-C
大勢で表現されるダンスのエナジーという側面では、普通のコンテストにはないものがあり新鮮でした。ただ、振りを完全に踊りこなせていないかなと感じられる場面もちらほらあり、そういった部分ではチームとしてまだブラッシュアップできる余地があるのかなと思いました。入賞以外で印象的だったのは「Rèsonance」ですね。引き込まれましたね。八者八様、個性がバラバラなのに、8人が揃うことで一つの作品になっていたのが魅力的でした。

Kury
ずば抜けたチームは無くて、断トツでここが優勝というチームはなかったです。作品のフォーメーションにこだわりすぎて、根本のダンスだったり、音楽へのアプローチがビートに対してのみにねってしまっていたり、といったチームが多かったですね。音楽とダンスがマッチしていないチームは少し残念に感じました。自分達なりの音楽へのアプローチがダンスや振付から感じられて自然に自分の中に入ってきたチームは高評価となりました。入賞以外で印象的だったのは「G’SEDAI〜次世代〜」ですね。人数を活かした構成力がハイレベルで熱さが伝わってきました。

YUKIHIRO
バラエティーに富んでいました。ハッチはステージ幅が広いので自分たちの見せたいことをしっかり見る側に伝えられるような効果的な作品構成が出来ているかどうかが、一つの大きなポイントだったように思います。入賞以外では「SPACE LABO」が凄く個性的なダンサーの集まりで、そのアンバランス感が魅力的でした。「Rèsonance」は個々の能力の高さが光る作品性の高さが印象的でした。

AYA
構成や流れスタイルなど、ややオリジナリティーが薄いチームが多かったように思います。あとは、先生と生徒という関係性のチームは、どうしても先生の存在感が大きくてそこを注視してしまうので、そこにプラスαのチーム力に繋がる要素があればなと思いました。オリジナリティーと一体感があるチームを高評価しました。入賞以外では「Rèsonance」ですね。非常にスキルが高く、JAZZチームの中では抜きん出ていました。「J-Bash」も印象的でした。

HASE
大人数でのコンテストの楽しさはもちろんの事、それよりも難しさや奥深さを感じました。大人数ゆえに揃えづらかったり、ストップしている部分が多かったり、入れ替わりが激しかったり、と通常のコンテストに比べ、踊りや構成をより一層工夫する必要があると思いました。舞台上をどう使うのか?観ている人の目線はどうなるのか?踊り手の役割分担をどうするのか?難しいですが、レペゼンするジャンルの良さや世界を伝える為に、あえて違うアプローチをしてみる。ストレートに伝えるというよりは『大人数でのショーの意味』や『チームのコンセプト』を上手く表現出来ているチームを高評価しました。入賞チーム以外では、「おかやーまんがーるず」は、工夫しているコンセプトが面白く、ショーとして良かったです。チーム力もありましたし、個々の表現力があったと思います。「F tribe」は、個々の能力が高く、観ていて気持ち良かったです。起承転結にもう少し工夫があれば上位を狙えたかなと思います。最後に、自分自信、このコンテストの審査員をさせて頂き、本当に勉強になりました。