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2016年9月22日(木・祝)@SPACE A-Sh

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pd2s5410

14組がエントリーし、熱いバトルが展開された
女性限定オールスタイルクルーバトル
“Queen’s Trouble”
優勝に輝いたのは、様々なジャンルのスペシャリスト8名によるスーパークルー
“yoridorigreen”

 

 

1

2

4-2

4-1

▼BEST8
flava
(HIP HOP, LOCKING, WAACKING/愛知・大阪・和歌山・滋賀)
[RINKA, Mia, 風花, MARINA]

Supersonic
(HOUSE, WAACKING, HIP HOP, LOCKING/大阪・兵庫)
[NANA,NAGI-Z,コーヒー,MIZUKU]

1262
(WAACKING, LOCKING, JAZZ, HOUSE, HIP HOP, POPPING/大阪)
[asami, MIKIHO, えつこ, TOMO]

WVE
(FREESTYLE/大阪・京都・兵庫)
[AYA, AYANA, FUKUI, 樹里]

 

===JUDGE’S COMMENT===

judge

KATO
予選からリアルに “バトルモード” なチームが調子良かったかなと思います。一歩引いた様子見している感じのチームは勿体無いなと感じましたね。クルーバトルなので必然的にルーティンという要素がある訳ですが、そのルーティンをただやっているだけのチームと、相手に対してカマすことができているチームとで大きく差がついたと思います。決勝戦は両チームとも、音楽に対する身体表現としてのアプローチは引けを取って無くて、ただ、特定のジャンルの曲がかかった時に、「yoridorigreen」の方がスペシャリストが多い分、決定打がそっちに行きましたね。「自由人。」は音楽に対して感じたままに、自由に踊れていたと思います。4人で踊る事の喜びを感じながら踊っているのが良かったですね。印象的だったのは「AYA (WVE)」がつま先でアティテュードターンをした後の「ドヤ顔」が印象的でしたね(笑)。あれは俺の中で衝撃的でした。


Hi-SAE
予選を振り返ると、全体的に楽しかったですね。ルーティンやそのチーム全体の独自性といったチーム力の部分と、個々のソロ力という部分の2つのバランスで得点をつけました。トーナメントに入ってからは、ルーティンからのソロ出しなどを作戦として出していくチームから、完全にソロやその場のノリで挑んでいくチームなど、いくつかタイプはありましたが、どちらにせよ集中力が途切れずに空気を掴みきる事ができたかどうかが勝敗のポイントになったと思います。決勝戦は個人的には「自由人。」の方がバトルを楽しんでいて空気も掴んでいたと感じました。決勝戦のピリピリした空気が漂う中、「馬跳びのルーティン」を出す余裕(笑)!ああいうのを見ると本当に楽しんでいるんだなって感じましたね。「yoridorigreen」は、キャリアを感じさせる貫禄のバトル運びで、勝負としては「yoridorigreen」が持っていったと思います。あと、印象的だったのは「WVE」ですね。教科書に載っていないバトルの仕方で外国人的なノリを感じました。「BABY FACE+FunkMong」は、いいチームだったと思います。単一ジャンルチームでベスト4まで残るのは立派だと思いました。


ACKY
予選ではバトル慣れしている人とそうでない人との差がハッキリ出ていたと思います。全体的にもう少し練習して準備してきたほうがもっと楽しめるんじゃないかなって思いました。トーナメントに入ると、空気を掴んでいるかどうかはもちろん重要な要素でしたが、チーム力という点でルーティンを出すチームは多かったですが破壊力不足で空気を掴めていないチームも多かったように思います。ルーティンが一番良かったのは「BABY FACE+FunkMong」でしたね。決勝は、素晴らしい戦いでしたね。「自由人。」は自由に楽しそうに踊っていて、勝ちには来ていなかったから負けたのかなと思います。「yoridorigreen」は完全に勝ちに来てましたね。他に印象的だったのは、「Kury」ちゃんが良かったですね。楽しんでいるのがダンスに出ていました。予選の時の「HIYORI」ちゃんも良かったですね。あと「HAL」ちゃんがめっちゃ上手くて格好良くて驚きました。


YASCO
予選はバトル運びを理解している人達のバトルは見ていて楽しかったですね。あと、DJの選曲に対するクルーとしての人選も面白かったです。自分たちの持ち時間である1分間を音楽に対してどういったアプローチを見せていたかどうか、ルーティンによる相乗効果の有無、意表を突いたソロ出し等といった部分はポイントになりました。トーナメントからは、全ターンを集中して自分たちの良さをアピールできているかどうかは勝敗の鍵だったと思います。途中でミスがあったとしてもそれを他のメンバーがフォロー出来ていたかどうか、本番までの過程の時にどれだけメンバー同士が交流できて信頼し合える、そんな関係を築けたかどうかも重要なポイントだったと思います。決勝は、面白かったですね。「自由人。」は決勝というプレッシャーの大きいバトルでも力みがなく楽しんで踊れてました。自分の踊りを持っていて、どこで自分の踊りを発揮できるかという事も理解している子達なので、終始自分たちのいい部分を出せていたと思います。しかしながら「yoridorigreen」は、どんなジャンルの曲、ダンサーが来ても対応できるメンバー構成になっていて、それぞれ自分のやれる事を知っているし、全員がそれを理解しているから、そういった適材適所な攻め方に上手さを感じました。指示系統は「SHIE-CHAN」だと思うんですが、そういったバトル運びは見事でした。振り返ると「yoridorigreen」の快勝だったと思うのですが、若い世代の活躍も凄く印象的でした。上手いし見ていて面白かったですね。全体的に若い子達、特にキッズ時代からバトルで揉まれてきた子たちが際立ってました。あと「AYA(WVE)」ちゃんの戦い方が凄かったですね。モンスターでした。


KORGE
個々にポテンシャルの高い人達が多かったんで、何かが起こるかもしれないワクワク感があり予選から思ってた以上に面白かったです。クルーバトルなのでルーティンという要素は出てくるわけですが、そのルーティンをする事によって流れが悪くなったチームと、より勢いに乗れたチームとで命運が分かれたように思います。トーナメントで一番記憶に残っているのは「AYA (WVE)」ちゃんですね。ぶっ飛んでましたね。基礎力の高さがあってのエキセントリックな表現だったと思います。あとオールドスクール系のダンサーがいい流れを作っていたなと思います。決勝戦は負けましたが「自由人。」あっぱれという感じでした。「yoridorigreen」が完勝するかなという雰囲気はあったんですが、思った以上に大差はつかなかったという印象でした。「自由人。」はメンバーそれぞれのポテンシャルの高さを感じました。もっとよりバトルモードで対戦したら更に良かったのかもしれないですね。「yoridorigreen」は流石でした。全く隙がなかったですね。