DANCE DELIGHT オフィシャルサイト!

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ACKY
踊りだす前 そしてそこからのワンステップ、そこで優勝を感じさせてくれました。僕の中で圧倒的に『ダンス』を感じさせてくれました!お互いへの信頼、友情、愛情。そこから生み出されるフィーリング、グルーヴ。本当に最高でした。優勝以上のものがあると思いました

SETO
やっぱり出てきて踊り出した瞬間にこの2人は踊りが違うなって感じました。そこは流石ですね。そして2人のパッションや気迫が凄くて、まずルーティーンが半端無く凄かったですね。40オーバーであの構成を踊るのは本当に超人ですね。それを全て踏まえても凄いのに純粋にダンスがカッコ良かったです。2人の生き様を感じ、感動させてもらいました。

Locking Khan
素晴らしいの一言だね。僕もやったことあるけど、2人であのステージで踊るという事はものすごく難しいと思うんだ。しかし、彼らには難しさを感じさせられるよりも先に感動させられたよ。最初はテクニックや、グルーヴなどが目について凄いな。と思って見ていたんだけど、ショータイムの終盤には全てが感嘆へと変わっていたね。『これがストリートダンスだ』と思ったよ。10人いようが100人いようが、あの感覚を味わえることなんてそうそうないから、人数の難しさなんてふっとんでしまったよ。

Joseph Go
音楽性、エナジー、全ての面において素晴らしかったです。ショーは見やすく構成されていて、これこそ『ザ・ハウス』って感じでしたね。年齢も感じさせず、後半のルーティンには驚かされました。

STEZO
特にTATSUO君に感動しましたね。中盤くらいのソロで後先考えないで全開で踊って、後半ステップで横に移動するとこで、もう疲れが見えたのに、そこから更にギアを上げて踊りきってしまう…、感動しましたね。ショーの内容ももちろん良かったです。

YASCO
本当に凄かったです。一つ一つに説得力を見せつけて、そして更に次、まだまだあるぞ!といった想像を超える展開。今でも各シーンが頭の中に蘇ります。そしてサイドに走り込んでのソロからのラストの追い込み。話し出したらキリがありません、完全にやられました。あっぱれ圧巻でした!

TAKUYA
個人的にこのダンスディライトの長い歴史の中でのハウス優勝チームは、僕らと「GLASS HOPPER+PINOCCHIO」しかいませんでした。その両チームともがユニットとして(僕らもSYMBOL-ISM+CLOCK EYED CANVAS)優勝していて。つまりリアルチームでしかも二人でハウスで、ていうのは初の大快挙な訳で。そしてもっと言うならこれらメンバーの中で最年長二人で、、。リスペクトしかありません。正直二人があの場で踊っている最中涙が出そうでした。 長年培ってきた二人ならではのダイナミック且つスムースなフロアー、ハウス特有の繊細なステップワーク、そして様々な舞台やコンテ等から近年吸収したであろうステージングやアクティング、体の使い方、今二人にある全てを駆使した4分だったと思います。 こんな40代がいて今の若者はより一層未来が明るくなったのではないかと思います。心からおめでとうございます!

 

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ACKY
面白さ、集中力、チームワーク、全てがあの舞台上でマッチしていましたね。思い切り引き込まれました。

SETO
初めて見たのですがあの見せ方構成力にびっくりしました。凄く面白い発想で感動しました。日本ではまだそんなに馴染みがないEXPERIMENTALの衝撃をガッツリ見せつけられましたね。本当に凄いSHOWでした。

Locking Khan
驚いたね!あんな風に体を使って美しい動きをするのを見た事無いよ。今日は何チームかコンテポラリーやエクスペリメンタルのチームがあったけど、他のチームには驚きは感じなかったんだ。新しいものへの挑戦という意味でのリスペクトはあるけども
驚きは無かった。しかしこのチームはものすごい衝撃的な驚きをもらったよ。
今日の全てのチームの中で一番の驚きだったよ。

Joseph Go
これこそオリジナリティだと思いました。今日を通して驚きという点ではナンバー1でした。前にもヨーロッパで見たことがあるチームで、それからの成長を感じました。みんなとは違うベクトルを持っていることが彼女らの強みでしょう。アイデア、構成など、脱帽です。今回への練習量も凄かったのでしょうね。

STEZO
他にも幾つかコンテンポラリー的なチームが出てましたが、このチームはそんな中でも全然他と違う事をやっていて、際立っていましたね。

TAKUYA
正に実験的、革新的な4分でした。見たことのない動き、構成の連発で、それでいて会場の多くの人に瞬時に伝わってもいて。音楽、衣装、表情、空気の作り方、全てが計算し尽くされていて、正に彼女達が予想した通りの4分が実現できたのではと思います。まだまだ発想としては開けきれていないこの日本のストリートダンスのシーンに大きな刺激をくれました。こういった果敢なクリエイティブに僕らも触発されてますます面白いシーンに成長できればと思います。素晴らしかったです。

 

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ACKY
個性、リラックス、エナジー、これぞLOCKINGのチームって感覚でした。さすがと言う感じでしたが、少し焦りと緊張があったと思います。

SETO
パッションも感じ曲も構成もきっちり考えてきてるなと思いました。個人のスキルもあるし勢いもかなりあって良かったと思います。ロックのチームが多い中、最後に出てきて「ALL GOOD FUNK」のスタイルを見せてくれたと思います。

Locking Khan
彼らの事はよく知っているし、素晴らしいダンサーだと思う。もちろん今日のダンスも素晴らしかったけど、彼らのベストではなかったと感じたね。ものすごく小さな事だと思うんだけど、何かあと少しだけ足りなかったと思うんだ。その小さな物を埋める事が出来たら僕の中では優勝だったね。

Joseph Go
ファンクの歴史を知った上で、個性を乗せてきている素晴らしいチームでした。構成、舞台上の利用法など、とても勉強になりました。もちろん音楽、コレオグラフィーともに面白かったです。

STEZO
安定感のあるパフォーマンスでしたね。自分たちの良さの引き出し方を分かっているなと感じました。

YASCO
6人全員が主役級なので、説得力も高かったですね。作品の流れが、無駄なく無理なく、しっかり一人一人が主役になる流れが流石だなと思いました。チーム力もありながら、個性もあり、確実に見せてくる展開がとても素晴らしかったです。

TAKUYA
パワー全開、動きのある構成、個々の個性を存分に使った彼らならではの集大成な内容でした。そしてこれまでのディライトでの「優勝するダンス」には一番近かったのかもしれません。そういった部分では評価は高かったです。ただディライトへの何度かの挑戦の中で少しそのパターン化が読まれている部分もあり、そこに加えてもう一つ何かが欲しかったかもしれません。個人的には全員の長いキャリアを活かしたしっかりとリズムと向き合った深くドッシリした部分が欲しかったですかね。しかしながら今回も安定したダンスを見せてくれて皆を楽しませてくれた事にリスペクト!

 

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ACKY
ルーティンの息の合い具合がとても良かったです。「ALL GOOD FUNK」「W-CLAPS」に比べると人数が多い分、個性を出すのが難しいのかなと感じました。後半にかけてリズムや動きが単調に感じられたのが勿体なかったです。人数が多いのをもっと武器と考えると、更に上を狙えると思います。あとは個々の力も磨けば更にGOODですね。

SETO
今回LOCKINのチームの中で1番構成力とルーティーンのチーム間の合わせ方は1番良かったと思います。凄く練習したのが感じられました。後はもっと個々のフィーリングが出てくるようになると入賞してたんではないでしょうか。

Locking Khan
彼らは若い世代だと思うんだけど、ステージ上では個々のスタイルや個性が見えて素晴らしかったよ。ただちょっと足りないと思ったのは経験かな?ダンスだけじゃなくて人生とか練習とか受賞経験とか、そういうものがステージには出ると思うんだ。でももうすぐ次のステージ行ける素質のあるチームだと思ったね。そしてそれを望んでるよ。同じロックダンサーとしてね。

Joseph Go
コスチュームがとてもおしゃれでしたね!ショーが始まる前から期待させますね。そして、その格好とマッチする音楽、構成でした。一番雰囲気がありましたね。そして、ショーの中で見るところがとても多かったです。右見て、次は左見てみたいに。制限時間、ずっと楽しませてくれました。

YASCO
大人数ならではのチーム力を、隙間無く魅せていて、とても素敵でした。作品の持っていき方が面白く、流れも良くて、見ていて気持ちよかったです。入賞への気合いも感じ、JUDGEしながらこちらも心が熱くなりました。


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ACKY
素晴らしい友情とチームワーク。王道にいながら、個性もピカリと光る。僕の中でグルーヴを感じさせてくれたのは、「GALASS HOPPER」と「W-CLAPS」の両者でした。1番 普段の持ち味をそのまま舞台上で発揮出来ていたと思います。

SETO
今回、Aブロックでの唯一の賞でしたね。凄く2人の息がぴったりで本当に楽しそうに踊ってるのが伝わってきました。2人で見せるって本当に大変だと思うのですが、最後まで落ちること無くやりきって2人の見せ方が上手いですね。曲も凄く好きでした。彼らの即席ではないチーム愛を踊りから感じることが出来ましたね。人を楽しくさせる踊りって2人にしか出来ない感じですよね。

Locking Khan
彼らは今日一番ステージを楽しんでいるチームだと思ったね。ステージ上では二人はまるで兄弟なのかと思えるくらい心を通い合わせてステージに立っている事が伝わってきたね。表情、ダンス、全てを使って楽しんでいる事を伝えていた。そして同じロックダンサーだから分かるけど、JBの曲を選んでいてあの曲を表現するのは簡単じゃないよ。しかし、ステージ上で表現しきっていてのには感動したね。

STEZO
良かったですね。オーソドックスにJBとか使ってるんですけど、見せ方や表現の仕方が独特でしたね。2人組だったんですが、最後まで見飽きること無く引き込まれました。

YASCO
1曲目から心奪われました。気づいたら一緒に乗ってて、笑顔になってました。2曲目は愛を感じました。チームメイトへの愛、ダンスへの愛、2人から溢れ出てて、何とも言えないとても素敵な空間でした。2人だから出せるんだろうなぁという唯一無二の作品が本当に素晴らしかったです。

TAKUYA
僕的には高評価なチームでした。個々のキャラクター、生の臨場感あるリズムとタイミング、既存のスタイルや構成にも一工夫加えていて、上手く踊るだけでなく、斬新!て思う部分も多々あり審査員から多くの人まで皆が楽しめる内容だったと思います。来年も出るらしい?ので更に高めて上を目指して「良いお手本」になってほしいです!

 

 

judge

ACKY
全体的に打ち込みが多かった様に思います。音楽として聞いた瞬間に『良いなぁ~』と思わせてくれるチームが自ずと上位に食い込んでいると思いました。やっぱり音楽が大切だなと改めて思いました。入賞チーム以外では「Volcano Camargo」の高い集中力と世界観。僕はとても好きでした。「JAM」はエンターテイメントを感じられました!完成されてる分、自分達の中で飛び抜けれなかったのか? 勿体無かったです。「botanic」は完全に自分達の世界観を見せ切っていたと思います。愛を感じました。「Dub Lub」は無邪気な子供みたいに見えました!臆する事なくのびのび踊ってて気持ち良かったです。「Preppy」はNICE GROOVE!とても気持ち良かったです。曲が変わっていくのに対して、踊りのアクセントももっと変化出来れば良かったかなと思います。「ヘビーバギー」は個性的でありながら、フレーバーは揃っていてとても好きでした。もっとお互いがかみ合っていれば良かったと思います。今回ちょっと気になったのは音に関してですね。あの大きなホールで大音量で聴くと、音質の悪い音源はうるさく感じられました。僕も過去に失敗した事があったので、打ち込みは特に気をつけないと駄目でしょうね。グルーヴのない曲を選んでるチームも多かったと思います。
あと、お客様ももっともっとダンスの本質を理解出来るようになれば、会場がもっと一つになれると感じました。ダンスは出来なかったとしても「何が良いか」が分かったら、見る方も楽しいし踊り手もテンションあがるでしょうね。アメトークの〇〇芸人 みたいに、見てる人が分かってくれてる事がシーンにとっても大切な事だと思いました。

SETO
全体的に若い世代が沢山出てきててフレッシュでいいなと思いました。みんな緊張してるのか結構ルーティーンを間違えてるのがあからさまに目立つチームも多くて、その辺りがもったいないなってちょっと感じました。自分はダンスのフィーリングやファンデーション、そしてチーム間のパッション、それに曲と振付けの構成力が優れたチームを評価させてもらいました。個人スキルはあるけど、振付けや構成力が弱かったり、振付け構成力はあるけどファンデーション不足と感じられるチームもあり、やっぱりトータルバランスの優れたチームが入賞したんではないかと思います。入賞チーム以外では「JAM」は凄い良かったです。2人のカラーが凄くはっきりしてて凄くカッコ良かったです。凄く好きなスタイルでした。「EVERES」も凄く良かったです。SHOW構成も凄く良くて次世代ハウスダンスを見せてくれたと思います。今回、HOUSE,LOCKINチームが全体的に良かったと思います。HIP HOPダンサーはもっとフィーリングを見せて欲しいなって思いましたね。
とにかく、やっぱりディライトは熱いですね。チャレンジしてる人を見るとやっぱり感動させられますね。ダンスってやっぱり最高だなって思いました。ありがとうございました。

Locking Khan
一番最初に気づいた事は今日のショーケースに出ていた人達はみなグルーヴを持っていたと思うね。新しい曲だったり、エレクトロだったり、色々な曲を使っていたけど皆がどのようにダンスで表現するかに挑戦していて楽しく見る事ができました。これが初めてのJDDのジャッジだったんだけど、みんながオリジナリティをルーティーンやフリースタイルに詰め込んでいて、それを感じ取れた事、その全てがグルーヴへと繋がっていたんだと思う。僕は高校生の頃に初めて見たビデオが「ブガルーシュリンプ」の出ていた「ダンスディライト」のビデオだったんだ。だからとても来たいと思っていた舞台だったので、初めてここに呼んでもらえた事を大変に光栄に思います。ジャッジをしている時も、今までのダンス人生全てを思い返させられるような刺激的な経験でした。JDDは全ての人の心に触れられるイベントだと思う。それはなぜなら、歴史だと思います。韓国でJDDの事を聞かれた時に僕はこう答えたんだ『JDDこそが日本のストリートダンス界のプライドだよ』ってね。参加してみて思った事は、JDDはただのイベントじゃないと言う事。人々、ダンス、愛、全ての物がここには揃っていたね。そんな舞台に参加させていただいて光栄に思ってます。
入賞チーム以外で印象的だったのは「Preppy」と「EVERES」ですね。「Preppy」はヒップホップなのにポッピングやソウルの基盤が見えて凄く良かったよ。曲も凄く良かったし、それに乗せたグルーブが凄く好きだったな。僕が若い頃見ていたのはこういうグルーヴだね。ブガルーズ、ロッカーズ、OGS、ビバップクルーとかね。
そういうOGの人に通ずるグルーヴを感じたよ。「EVERES」は多分若いと思うんだ。しかし凄いパワーがステージ上で表現出来ていたと思うな。ちょっとステージ上で問題があったと聞いたけど、そんなの全く気にならなかったよ。曲とのマッチも素晴らしいステージングだったと思ったね。
あと、今回凄く印象的だったこと、それは「タナボンさんの前説」だね。もちろん「MC USK」は素晴らしいMCだと思うんだ。進行もフィーリングも素晴らしいんだけど、タナボンさんの前説でのMCは、この素晴らしい舞台を支えている全てのスタッフ、裏方のプライドが全て詰まったMCだったと思うんだ。日本語なので何を言っているかは分からなかったけど、その皆の気持ちだけが心に伝わってきた瞬間に観客の盛り上がりが産まれる。なんて素晴らしいイベントなんだとそこで感じたんだ。僕は韓国でR-16のような大きなイベントから小さなクラブイベントまで色々主催もしたし、参加もしたけど、こんな感動する場面を見たのは初めてだったよ。こんな風に自分達のプライドを表現する方法があったなんて驚いたので、是非韓国でも真似させてもらうよ!

Joseph Go
まず、JDDというスーパーなイベントに呼んでもらえてとても誇りに思うのと同時に、日本をはじめ、ヨーロッパや世界中のダンスシーンに影響を与えるということで、集中して審査しました。毎年、面白いチームが出ているイメージがあります。そして、驚きや感動を見たいと思ってました。そして、それを見ることができました。技術など必要なものもありますが、感動できるか、サプライズがあるかも、私の中での大きな審査基準でした。それぞれのチームに個性があり、音楽性、構成、オリジナリティ、選曲など、興味深く見させてもらいました。入賞チーム以外で印象的だったのは、まずは、「EVERES」ですね。エナジー、オーラ、そして5人が集まる重要性を感じました。ステップの中でのスピード変化など面白かったです。感動しました。
そして、「ENcounter Engravers」。HIP HOPを彼らなりに理解し、さらに進化させていたように感じました。移動構成にアイデアが満載で、音楽や振り付けがマッチしていました。選曲も気に入りました。
今回最も印象的だったのは、とにかくロシアの「EVOLVERS CREW」でした。イベントとしては、観客のエナジーにもびっくりしました。また、日本はちゃんとした運営、マナーにいつも驚かされます。来る度に日本が好きになってしまいます。結果発表の時に、出演者たちの反応に感動しました。結果を残せたチームも、残せなかったチームも、このJDDに人生を懸けて臨んでいたことがわかりました。みんな、努力したものを出し切ってくれてたのだと思います。ヨーロッパではなかなか見れない光景だと思います。もらい泣きしてしまいそうでした。

STEZO
表現の仕方とかジャンルとかは違うんですけど、音の表現の仕方というかアプローチの仕方とかが似てるチームが多いなと感じました。ノリとかリズムみたいのを消して音に当ててくチームが多いような気がしました。そういう意味で僕的には今まで見たことないような音楽とのリンクの仕方を見せてくれたチームには高評価をしました。そういう意味で「ゴーとちびゆり」は自分的には高得点でした。その他入賞チーム以外で印象的だったのは 「JAM」「TERM-INAL」ですね。「Preppy」「masterpiece」も良かったですがもっと良くなりそう。こういうハイレベルな大会になってくるとベーシックが高いレベルで身についているチームからはより強い説得力を感じるし、そこに更に他のチームとは違うオリジナリティーがあれば高評価へと繋がってくるので、自分たちの世界観を掘り下げていって欲しいですね。

YASCO
さすがFINALでした。どのチームからも、他と違うオリジナリティを見せようと、必死で工夫されているのが伝わりました。それが、ダンスのスキルや表現を元に作り出されたものなのか、または、創作的舞台空間を元に作り出されたものなのか。ストリートダンスコンテストって概念は何なのだろうか、ダンスが進化すれば作品も進化する。ならば、どこまで広がった見方をすれば良いのか?と色々考えさせられました。
そんな中、私はダンスの素敵さ、各ジャンルの良さ、音楽とのリンクの仕方、を軸にそのチームから作り出された空間の濃さを見ました。入賞されたチームはプンプン匂うほどに濃かったです。入賞チーム以外では「EVERES」が、個々のスキルが整っていて、誰を見ても魅せてくれて良かったです。作品の持っていき方も素敵でした。
a spontaneous」は、1曲目ステキ!2曲目がちょっと抜けたように感じて勿体無かったけど、ラストにかけてがまた良かったです。

TAKUYA
ここに出てくる人は勿論ひとまず踊れる人達ばかり。そんな中でどこを突出させてくるかがキーだったと思います。それは極端なジャンルレスな動きでは無くても、各ジャンルの細やかなブラッシュアップの積み重ねでもちゃんと個性として伝わると思いますし、動きはベーシックでもリズムの取り方、羅列、フローをもう一癖出すことは可能だと思います。そういった何か自分達ならではの事をプラスアルファしてきたチームが結果に繋がったと思います。あとは、スローテンポ1曲使いやアブストラクトやアンビエント的な所謂ファンクネスではない曲を多用するチームも多々見られ、一昔前の「優勝するチームダンス」とは異なる時代により一層なってきたのかなと。自分らの理想を追求する!という意味では面白いし、視野も広がりを見せていて面白いなと思う一方で、コンテストという意味での人からの評価、見られ方をこの場はもっと活用し、数千人を一瞬で巻き込む説得力を掴みに行って欲しいなとも思います。僕個人の評価としては、正にその両方、個々のチームの世界観、そしてその場にいる人達をどれだけ巻き込めたか、みたいな両要素のバランスが結果キーになりました。入賞したチーム以外で印象的だったチームを挙げるとすると「botanic」「BIO BLOOD」ですね。「botanic」は「自分達はこう!」みたいな強い意志を感じて、形ではない部分で合わせて来てて。感覚だけではなくスキルフルなバックグラウンドも駆使していてとても面白かったですね。視野が広いような狭いような、色々思いましたが、これからも好きなように変化しながらまたこういった場で独自のダンスを魅せてほしいです。「BIO BLOOD」は、初めてみましたがカッコよかったですね!全然コンテスト向きではないけど(笑)、ただ何というか独自で創っている感が出ているというか、まあ簡単に言うと個性的。それでいてジャンル特有な大事な要素はしっかり理解できていて、みたいな印象ですかね。またいろんな場所で見てみたいですね。
今回、個人的にはちょうど10年前この場所で優勝したので感慨深かったです。そして何と誕生日でした(笑)!まあそんなこんなで時が経つのは早いなと。10年なんてあっという間なんで、皆後悔しないように毎日を悔いなくダンスしていきましょう!そしてダンスディライトはじめ、このストリートカルチャーを皆でもっともっと盛り上げていきましょう!有難うございました!