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2016年8月18日(木)@SUNHALL

BLKD

高校生の部に17名
大学生・専門学校生の部に37名
がエントリー!
高校生の部優勝は “ena”
大学生・専門学校生の部優勝は “HIROKO”

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【高校生の部】
高校生の部は4部門中最も少ない17名のエントリーに留まったが、実力者が多く中身は予選からハイレベルな内容となった。トーナメントに勝ち上がったロッカーを見てもらったら分かる通りダンスアタック等でも活躍している有名実力派ロッカーばかり。もはや子供というより大人レベルの熟成されたフィーリングと、豊かで繊細なテクニックを体現できる者同士のバトルは見応え十分。トーナメント1回戦から名勝負続出。そんな中、迎えた準決勝第一バトル「Yu-dai」vs「SHO→RI」の対決。リズムやグルーヴの解釈や体現方法の深みの幅はほぼ互角。互いにファンキー具合、ソウルフル具合をしっかりテクニックで見せ合った玄人好みなバトルは僅差で「SHO→RI」に軍配。準決勝第二バトルは「AYATO」vs「ena」のバトル。強靭なバランス感覚で独自のフリーキーなフロウを見せる「AYATO」に対し、高感度な音感で常時音楽を捉えながらハイエナジーなダンスを披露する「ena」のバトルは、「ena」が勝利。決勝戦は「SHO→RI」vs「ena」という昨年と同じカードでの決戦。身体能力の高さを活かしたテクニカルなロックを見せた「SHO→RI」に対し、音に乗りつつもエナジー&パッション全開のダンスを展開した「ena」。互いに気迫がこめられた熱いダンスを見せ合った決勝戦は「ena」が勝利し昨年のリベンジを果たした。

 

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【大学生・専門学校生の部】
大学生・専門学校生の部に関西のロッカーを中心に37名がエントリー。中には中国や台湾からの参戦もあり、国際色豊かなバトル展開となった。この世代は大学生になってからLOCKINGを踊り始めた者も多く、レベルは様々。テクニックはまだまだであってもパッションやエナジー、中にはコミカルなユーモア力で補って表現する等、迷いなく真っ直ぐ自分自身をレペゼンするロッカーが多数見られた。トーナメント準決勝は2バトルとも国際対決に。準決勝第一バトルは「HIROKO」vs「Keyra (中国)」の日中女性ロッカー対決。長い手脚を活かした豊かなグルーヴ表現とチャーミングさで攻める「HIROKO」に対し、パワフルでアグレッシブなロックを見せる「Keyra」。結果は「HIROKO」が勝利。第二バトルは「Jsun(台湾)」vs 「MOEKA」という台湾vs日本の対決。楽しさが伝わってくる豊かなフィーリング、長身を活かしたダイナミックなロックを見せた「MOEKA」に対し、ソウルフルなフィーリングでシンプルなリズム取りのロックを展開した「Jsun」。結果は「MOEKA」が勝利。決勝は「HIROKO」vs 「MOEKA」の長身女性ロッカー対決。気迫全開でエネルギッシュなロックを展開し、2本目には強烈なフロアムーブも飛び出した「MOEKA」に対し、落ち着いて音楽やリズムグルーヴを捉え、多彩な表現を見せた「HIROKO」。結果は「HIROKO」が勝利し優勝を勝ち獲った。

 


===高校生の部===
k1

k2

▼BEST4
Yu-dai(滋賀)
AYATO(滋賀)

▼BEST8
TAKUMI(和歌山)
KAEDE(埼玉)
nagasak(大阪)
SARANA(岐阜)


===大学生・専門学校生の部===
d1

d2

▼BEST4

Keyra(中国)
Jsun(台湾)

▼BEST8
K-@-ta(岐阜)
KAZE(大阪)
U-TARO(大阪)
MAO(大阪)


===JUDGE’S COMMENT===

judge
【高校生の部】
Q.決勝について&印象的だったLOCKERは?
Ta-Ma-
前回の決勝と同じカードだったみたいですね。こちらも僅差でした。「SHO→RI」君はずっといいダンスしてました。楽しみながらなおかつ自由に…、凄く好きでした。ただ本人もコメントで言ってた通り、決勝の2ムーブ目はちょっと勝ちに行っちゃったのかな?と言う感じでした。対する「ena」ちゃんが気迫もあってずっと自分のダンスを突き通してたので決勝は僅差で「ena」ちゃんでしたね。印象に残ってるのは1番エントリーが少なかったのに1番いいダンサーが多かった事。予選から上手い子が固まっちゃって落ちちゃった子もいましたね。本戦もいいバトルばかりでした。

CiO
決勝はとっても難しいジャッジでした。「SHO→RI」のテクニック、「ena」のダイナミックな音楽へのアプローチ。甲乙つけ難いバトルでしたが、今回はより印象に残ったのが「ena」の音楽へのアプローチでした。他に印象的だったのは「SARANA」です。上手でしたね。彼女自身の味が色濃く出てきたら、素敵になりそうな予感です。

YUKARI
改めてみんな上手いですね、高校生!ハイエナジーでした。「SHO→RI」はオーディエンスを巻き込んで会場の雰囲気を和ますキャラですね。彼ならではの表現方法だと思います。しかし決勝は「ena」ちゃんの気持ちの強さがジーンときました。彼女の伝え方はこれもまた観てる人を引き寄せます。突出していたこの2人のジャッジは正直難しかったです。

U.U
決勝の二人はリスペクトし合える二人のバトルを感じれました。二人は小さい時から見てますが本当にロックダンスが好きな気持ちが伝わりました。「ena」のリズムの見え方は音楽としっかりリンクしてますね。「SHO→RI」決勝に来て体力が少し落ちたように見えました(笑)。あとは「M.R-N」の二人が凄くレベルが上がっててこれから更に上手くなるでしょうね。


【大学生・専門学校生の部】
Q.決勝について&印象的だったLOCKERは?
Ta-Ma-
順当に上がってきた2人の対決でしたね。スキル、気持ち共にしっかりした2人の対決でした。僕は独創性が高かった「MOEKA」ちゃんに挙げました。「HIROKO」ちゃんは一つ一つの動きがクオリティー高かったですね。ポイント一つ、ロック一つにしても気合い入ってましたし、そこに自分らしい感じ方、動き方を合わせていてそのまま優勝まで行きました。さすがです。印象的なダンサーは「MOEKA」ちゃんですね。あのまま自分のダンスを突き通して欲しい。本当に独創性が高くて次に何してくれるんだろうと期待させてくれるようなダンスでした。

CiO
決勝は「HIROKO」のLOCKの説得力、「MOEKA」のROBOTとLOCKのフュージョンスタイル。これも甲乙つけ難いバトルだったのではないでしょうか。好バトルでした。印象的だったのは「MOEKA」ですね。フュージョンスタイル!また新しいスタイルが生まれてきたな、という感じでワクワクしました。これからもどんどん磨いていってほしいですね。

YUKARI
長身の2人による決勝バトルは見応えありました。2move目はそれまでcoolな「MOEKA」ちゃんでしたがハプニングも偶然の産物で、好印象でした。この日この2人はロッキングのムーブをより良く際立たせてダンスしているのが印象的でした。他に印象的だったのは「Keyra」ですね。

U.U
決勝は「HIROKO」は一つ一つの動きに基礎の高さが伺えますね。彼女のダンスは常に安定していました。「MOEKA」はフリースタイル的な感じでナチュラルでよかったですね。見てるこっちも笑顔になりました。印象に残ったのが「Jsun」です。僕のイメージと違って彼はハッピーな踊り方をしていて、踊ってる本人も凄く楽しく踊っていてとても良かった。