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2016年8月17日(水)@NAMBA Hatch

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キャンセルもあり全22チームで争われた
全国決勝大会高校生の部
優勝の栄冠を勝ちとったのは
兄弟ロッキングチーム
“M.R-N”

高校生の部は、中学生の部に更に輪をかけて個性やチームカラーが豊かであり、スタイルやジャンルの幅も広くバラエティーに富んだコンテストとなった。また、札幌の「Dub Lub」や滋賀の「M.R-N」の2チームは、なんとJDD VOL.23 FINALIST(どちらもJDDの方は大人1人が更に加わって出場)。JDD FINAL進出を決めているチームがダンスアタックファイナリストに2チームいるという状況は史上初という事で、今回のレベルの高さを証明する事象と言える。そんな中、見事全国優勝を勝ちとったのは前述した滋賀のロックチーム「M.R-N」。実の兄弟2人によるこのチームは、個々の高い技術力を駆使し、ロックダンスにブレイキングの要素やタップに近いステップの要素をミックスし、終始見る者を魅了。息の合ったダンスで優勝を勝ち獲った。2位には大阪のヒップホップチーム「BADASS」が入賞。等身大のナチュラルなリズムアプローチで、ステップからフロアーまで多彩でハイレベルなテクニックを体現。3位には関東のフリースタイルチーム「CLEVIOPATRA」が入賞。研ぎ澄まされた切れ味の鋭さでクリアかつタイトな作品を展開。気迫が込められた高熱量なダンスが印象的。特別賞には、ドラマチックな選曲で独自の世界観を表現したヒップホップチーム「Jigga Peeps」、精度の高いスキルで完成度の高い作品を展開したフリースタイルチーム「LuxS」の2チームが入賞した。中学生の部、高校生の部と両部門「ロックチーム」が優勝するという結果となった2016年度のダンスアタック。さあ、来年はどんなドラマが待っているのか!?中学生・高校生ダンサーはアタックにチャレンジだ!そして今回高校3年生「ラストアタック」だったダンサーは、このダンスアタックへ熱い気持ちで挑んでくれてありがとう!また、新たなフィールドでの活躍に期待しています。

 

 

1

DOMINIQUE
今日の出演チームの中で一番、盛り上がる作品でしたね!自分達の良さをしっかり理解してて、素晴らしいと思います。

リューイチ
新しい部分とベーシックな部分の割合が絶妙でしたね。そこが1番上手いと思いました。2人の息の合った感じの中にある、1人1人の個性が光るシーンが好きでした。

MIKI
高校生ながら随所に散りばめられた細かいノリやアクセントが渋いなぁと感心しました。長年積み重ねて来た踊りの年輪を感じました。

KORGE
最初から最後まで勝ちに来てる感が良い意味で伝わってきました。色々な引き出しを上手い具合に盛り込んでたと思います。

TAKE-C
上手かったです。ダンススキルは申し分なかったです。特に2曲目の入りで、かなり掴んでましたね(笑)。そのままの勢いで最後まで乗り切れてました。

 

2

DOMINIQUE
自分達のヒップホップの魅せたいモノがはっきり見て取れる2人でした。ここまで濃いヒップホップをする高校生久々に見ました。

リューイチ
雰囲気がやばかったですね。完全に飲み込まれました。何故か安心して観れたし、2人独特のリズム展開がクセになりましたね。

MIKI
流れが途切れないスムーズな踊りで、見ていて素直に入ってきました。良かったです。

KORGE
カッコ良かったです!ダンスの馴染みと余裕な空気が気持ち良く伝わりました。このまま突き進んで欲しいです。

TAKE-C
雰囲気があって格好良かったですね。詰める部分と遊びの部分と裏切りの部分の配分が絶妙でした。

 

3

DOMINIQUE
高校部門で一番魅了されたチームでした。見ている人の深層心理を捉える能力の長けた振付で、深い深い作品でした。

リューイチ
選曲も挑戦だと思いましたが、見事に踊りこなしてたと思います。会場の空気を一回停止してるかの様な雰囲気もありました。キレは最高でしたが、少しの柔らかい部分があるとさらに光ると思いました。

MIKI
メリハリの効いた作品で、後半さらに気持ちの高揚が見えて、踊りのテンションも上がった様に思います。

KORGE
パワー、スキル共に最後まで魅せ切れてたと思います。ただ僕の中ではスキルフルだけどペースが変わらないなと思いました。

TAKE-C
仕上がり具合が超絶でしたね。隙がなく細かい部分まで高いエナジーと共にジャッジの所までストレートに伝わってきました。

 

sp1

リューイチ
独自のセンスでしたね。選曲も渋くてカッコよかったです。このまま個人個人が更に伸びればめちゃめちゃ楽しみですね。

MIKI
ナチュラルだけど強い感じが良かったです。

KORGE
徐々にパワーダウンしていったように見えました。3人の空気は揃ってるんでラストまでガツっといけると作品が良くなると思います。

TAKE-C
土臭いノリの中に繊細さとダイナミックが融合した心地よい作品でした。


sp2

DOMINIQUE
一曲目の振付は、今日のチームの中でも最良の振付とダンスでした。以前見た時と比べて別人くらいの進化の仕方で驚きました。あっぱれです。

リューイチ
練習量がかなり見えました。チームのバランス力もかなりよかったです。自然に感情移入してしまいました。

MIKI
作り込んで踊り込んできた事が伝わる作品で、表情も良く、身体のラインの見せ方が上手いなぁと思いました。

KORGE
1人1人が上手いのと細かい部分の音取り構成などが印象的でした。

 

===JUDGE’S COMMENT===

judge
DOMINIQUE
3年間しか戦えない特別な場所!てことで凄く気合い入ったダンサーが沢山いて、少しJDDの雰囲気が出ていて圧倒されました。ここから将来のJDDチャンピオン出てくるんだろうなと思うと感慨深かったです。入賞チーム以外では「Plush」は 今日見たチームで一番心が踊らされたチームです。凄く好きなダンスでした。「lilsnow cocoon+Booty a$$」は、真っ直ぐ自分達のダンスを突き通してるチームで、見てて熱くなりました。

リューイチ
表現の幅が昔より広がっているなと思いました。なので全く飽きなかったです。
チームとしてのカラーが強くて、やりたいことがしっかりあるチームが多かったですね。それを形にできたチームが結果を残せた気がします。入賞チーム以外では「Dub Luv」が好きでしたね。高校生であの雰囲気と、個人個人の力は凄いと思いました。 「ALRESCHA」「Plush」も印象的でした。

MIKI
抜け出るチームが無く、とても悩む審査でした。やりたい事や伝えたい事がしっかり踊りで体現出来ていたチームが上位に上がっていた様に思います。ソロで見せれるとよりチームのテンションも勢いづいて来るので、そういう部分も大切だと思いました。入賞チーム以外では「AMBITIOUS」は、意気込みを感じる踊りで、シンプルだけどカッコ良さもあり良かったです。

KORGE
正直…甲乙つけ難い横一線の印象でした。みんな上手いんだけど決め手に欠ける感じでした。高校生になると特に男の子は力がついてるんで、ダンスへの力みが出てくるんで難しいですけどバランスが重要だなと思います。入賞チーム以外では「JUA」は、クリアな創りで凄く音が見えて印象的でした。

TAKE-C
非常にハイレベルかつ均衡していました。隙が無いチームが多かったと共に、これだという決め手に欠けるチームも多かったと思います。個々のスキル、経験、アタックに対する想いの差がそのまま順位に反映された様に感じました。入賞チーム以外では「NAUGHty」は、ソロの力があるので、シンプルな振りでもしっかり見せれていました。