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2016年8月17日(水)@NAMBA Hatch

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全24チームにより争われた
全国決勝大会中学生の部
見事優勝し日本一の称号を獲得したのは
ロッキングチーム
“The Doable”

とうとうこの日がやってきたダンスアタック全国決勝大会。まずは中学生の部をレポート。一昔前の中学生の部の傾向は、テクニックやユニゾンは凄いけど作品の構造が似通っていたり個性や多様性に乏しいというものだった訳だが、それもすっかり様変わり。テクニックレベルは依然非常に高く、その上で様々な方向性のスタイルが見られ、各チームから色濃い個性が感じ取れるという状況となり、この世代の進化・成長を感じさせる大会となった。そんな中、全国優勝を成し遂げたのは和歌山・大阪をレペゼンする男女ペアのロックチーム「The Doable」。個々のハイレベルな技術や豊かな個性を上手く音楽にマッチングさせたファンキーじゃつグルーヴィーな作品で見事優勝。2位には埼玉のフリースタイルチーム「La.Ba.Da」が入賞。ヒップホップをベースにしたコネクティブで複雑な振付で魅せる独自の世界観が印象的。3位には大阪のWAACKチーム「」が入賞。1曲目のムーディーな楽曲で繊細さと力強さを、2曲目でパッション全開のエネルギッシュなWAACKを披露。特別賞には非常にハイレベルなジャズの技術を駆使して魅せきった「jumelfeeL」と、自由度の高さやコンタクト系の表現が印象的なヒップホップを見せた「ちびちびコンバット」が入賞した。


1
DOMINIQUE
振りの作り方が、今まであまり見た事のないロックの振付で、若い子達の感性って凄いなと感心しました。最初から最後まで、ずっと身体がうねってて、感心しました。

リューイチ
特に中盤から心を鷲掴みにされました。めちゃくちゃカッコよかったし、2人のバランスもかなり良いですね。ダンスしてるなって思いました。

MIKI
2人という最少人数ながらナイスLOCKINGで、見ていて自然と身体が動いていました。良かったです。

KORGE
技術、ノリ、ソロ、申し分なく楽しんでショーを見れました!1つの作品を魅せきるポテンシャルが出来上がってました。

TAKE-C
まさにFUNKYでしたね。決して難しい事をしている訳ではないですが、個々の高い能力とチームとしてのユニゾンが音楽と非常にマッチしていました。


2

DOMINIQUE
今日一日で一番振付の斬新なチームの一つでした。今後の活動が楽しみです。

リューイチ
センスがとにかく光ってましたね。この2人でしかこのネタは無理だろうなって思わせてくれました。雰囲気も選曲もネタも個人的に好きでした。

MIKI
しっかりと作り込まれた作品構成で、見ていて飽きませんでした。会場の空気をチーム色に変えれていたと思います。

KORGE
複雑な構成の中にも2人の息があってるのが見えました。パワーバランスの良さが僕の中で入賞の決め手でした。

TAKE-C
作品構成能力がズバ抜けて高水準でした。計算された振付内容を高い集中力で最後まで見せ切ってくれましたね。

 

3

DOMINIQUE
随所に散りばめられた笑いが、俺の心を鷲掴みでした。3位だからといって何も変えなくていい!と思います。素敵なチームですね。

リューイチ
パワフルで1番気合いが伝わったチームでしたね。なぜか自然に笑っちゃうぐらいワクワクさせてくれました。もう少しの隙間があると更に良いと思いました。

MIKI
勢いがあってストレートにズドンと心に響く作品でした。楽しんでノッていたからこその面白ポーズが出てた様に思います。

KORGE
終始パワーが凄かったのを覚えています。作品が2部構成に見えたのがちょっと引っかかりました。一曲目の空気感のまま見てみたかったです。

TAKE-C
1曲目のCOOLな表現と2曲目以降のPASSION全開のダンスのメリハリが分かり易い程はっきりしていしたね。特に後半にかけてのエナジーの解き放ち方は圧巻でした。

 

sp1

DOMINIQUE
今日見たチームの中で一番練習したのではないかな?と思わせるチームでした。ここまでの完成度まで持ってくることの大変さ…頭が下がります。

リューイチ
ネタの流れに無理がなく、とても綺麗でしたね。スキルもあるし、空気を変える何かを持っていてこれから楽しみですね。

MIKI
一瞬にして会場の空気を変え、見ている人達を引き込む様な作品でした。

KORGE
顔、指先まで揃ってて僕は最後まで見入ってしまいました!2人のリンク具合に全然3位圏内でもおかしくないと思いました。

TAKE-C
練習量が一番見えました。指先まで研ぎ澄まされた2人のダンスは流石の一言です。

 

sp2
リューイチ
このチームは本当に好きでした。飽きなかったし、自分らのやりたいことを、好きにやっていて。それがかなり伝わりましたね。もう一回観たいですね。このまま行って欲しいです。

MIKI
2人だからこその踊りや構成が沢山あって、2人組の良さ満載でした。

KORGE
独特な創りと2人のキャラが立ってる作品でしたね。記憶に残るショーでした。中盤くらいからペースダウンした様に思えたところが残念でした。

TAKE-C
個人的に大好きなチームです。中学生らしい悪ガキっぽい雰囲気がHIP HOPのテイストと合っていましたね。

 

===JUDGE’S COMMENTS===

judge
DOMINIQUE
さすが全国大会でしたね。凄くレベル高くて、それぞれが自分達の良さをしっかり理解していて、審査員それぞれの基準によって、結果は凄く変わるだろうなと思うくらいレベル高くて、面白かったです。入賞チーム以外では「HEADS-HOOD」と「DidiO」、この2チームは、俺の最高点の2チームでした。ヒップホップダンサーから見て、凄く伝わるチームでした。

リューイチ
レベルが高くて僅差でしたね。とにかく完成されてるなって思いました。衣装もフリも構成も。その中でチーム感での感情とか、自然に伝わってくるチームが好きですね。少し空回ってても、これがやりたいんだって全力で踊って欲しいと思いました。入賞チーム以外で印象的だったのは「せらりこちいむ」ですね。信じてるものを思いっきりやっていたし、そのアイディアが数秒先も予想出来なくて、面白かったです。後は「why not.」「betty」「扇樹」も印象的でした。

MIKI
予選を勝ち抜いて来たチームばかりでレベルも高く、基本点がすでに高かったです。チーム力はもちろんですが、そこに個人のダンススキルも高いチームはソロでも振付でも観る人を引き込めていた様に思いました。入賞チーム以外では「Gluttony」は、2人とは思えないくらいパワフルな踊りで、見ていて気持ち良かったです。

KORGE
ムラがあって逆に面白かったです!見てて飽きない印象でした。だからこそ順位を決めやすかったというのがありました。全体的に良かったです!入賞チーム以外では「Baridi」が安定したダンスで印象的でした。バトル、ショー慣れした2人だからこそもう1つ振り切って欲しかったです。

TAKE-C
流石FINALといった感じで、レベルが非常に高かったです。ただ完成度が高いチームと自分達のチームコンセプトをしっかりと提示できているチームにはっきり分かれましたね。その中でも絶対に優勝するんだという内からのエナジーがより伝わってきたチームが入賞圏内に絡んできていたと思います。入賞チーム以外では「i Luna l Mua」は、踊り出しから、かなり引き込まれました。関西には無い表現の世界だと思いました。貫いて欲しいですね。