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2016年8月3日(水)@X-HALL

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中学生の部に19チーム、高校生の部に15チームがエントリーした
“DANCE ATTACK!! 中部大会”
決勝進出を決めたのは以下のチーム

===[中学生の部]===
べにほっぺ
ちびちびコンバット
せらりこちいむ

===[高校生の部]===
iD
High End Core
美姫


夏のダンスアタック地区予選大会最終4地区目となる中部大会は名古屋「X-HALL」で開催。両部門共に、全体的なレベルは高く僅差の内容となったが、その中でも、より自分達の個性を作品を通して強く表現出来たチームが高得点を獲得した。19チームが出場した中学生の部、その中から決勝進出を決めたのは、椎名林檎の楽曲を使用し感情を上手く曲に反映させたジャズを見せた「べにほっぺ」、ユニゾンの中にコンタクトを組み込んだドープなヒップホップを見せた「ちびちびコンバット」、宇多田ヒカルの「Time will tell」のスローなバージョンを使用した斬新なロック作品を披露した「せらりこちいむ」の3チーム。
そして15チームが出場した高校生の部から決勝進出を果たしたのは、男顔負けの力強くタイトなヒップホップを見せた「iD」、個々のスキルと高い身体能力を活かしたヒップホップを展開した「High End Core」、ハイレベルなアクロバットとジャズの基礎力の高さで世界観をクリアに表現した「美姫」の3チーム。

 

===中学生の部FINALIST===

1


MORIARCH
難しい世界観を振り付けじゃなくて自分のフィルターで表現していて素敵でした。

佳代子
圧倒的な入り込みと表現力で引き込まれました。もう少し踊りの部分も見たかったなと思いました。

hirototty
この曲が好きというのが伝わりました。好きな曲で自信を持って踊り抜いたという印象です。また、それを表現できる柔軟な身体能力を持っていました。

 

2


MORIARCH
重さとキレのバランスがよく、遊びも普段の感じが出ててイケてました。

佳代子
斬新で面白いけど不自然じゃなく、流れが良かったです。2人のキャラクターを上手く活かせてました。

hirototty
数時間前のジャッジデモの動きを素早く作品に取り入れる即興性にはストリートのユーモラスな遊びを感じました。ラストの全てを統括するようなトラックがより一層創造的に聞こえて作品としての締め方にもストリート的なセンスを感じました。

 

3


MORIARCH
一般的なLOCKチームとかけ離れていて、点数化に迷う部分もありましたが彼女達なりのまっすぐな曲への向き合い方とクリエイティブを感じました。

佳代子
なかなか無い選曲やフリで面白かったです。最初から最後まで気合いを感じました。

hirototty
この舞台に懸ける溢れんばかりの情熱が表現の細部にまで行き渡っていました。気合入りすぎて少し動きに固さを感じたので、どうか決勝は深呼吸を取り入れてみてください(笑)。

 

===高校生の部FINALIST===

1


MORIARCH
エッジが効いててシルエットもよかったです。落とすところをもっと空気つくれたらなおよかったです。

佳代子
始まった瞬間からのオーラがひとつ上を行っていました。自分達のスタイルへの愛が伝わってきて、最後までずーっと引き込まれました。

hirototty
「私たちはこれを信じています。」という気概を感じました。そして3人が同じ方向を向いている団結力がそのまま作品の魅力として表れていました。

 

2


MORIARCH
登場から存在感がありましたし、余裕が感じられたので安心してみれました。そこに収まらずこれからどう突き抜けるのか楽しみなチームです。

佳代子
余裕があり洗練されていて上手でした。コメントでもインパクトを残すところがさすがです。

hirototty
立ち振る舞いと自身のダンスに自信と誇りを持っていました。自分達の魅力に気づいて、作品に活かすことができればより一層素晴らしいSTAGEに行ける潜在能力も感じました。


3


MORIARCH
アクロバットも安定してましたが、それよりも基本的な部分で培ってきたものが滲み出ているチームのひとつでした。美しかったです。

佳代子
圧巻でした。途中ミスもありましたが、それをカバーしても余るほどのスキルを見せつけられました。美しさの中に強さも感じられたのが良かったです。

hirototty
常識はずれの身体能力で彼女たちにとっては狭すぎるはずのステージで、そのことを感じさせずにミスなく作品を見事に圧縮させて魅せ切ったとう印象です。

 

JUDGE

===中学生の部===

MORIARCH
数年前みたときよりはるかにレベル高くて、振り付け追いかけて踊っているんじゃなくてしっかり感じて踊ってる子が多かったです。接戦になっていたと思います入賞チーム以外では「Dynasty」「stella」「Da Dig DOllrs」「はなかのん」が印象的でした。

佳代子
多種多様。似たようなチームが無くて、見ていて全く飽きなかったです。全体的にレベルも高かったのですが、作品の流れがもったい無いチームがいくつかありました。上位のチームはスキルの差はほとんど感じなかったので、どこで差をつけるかが難しかったです。こだわりを感じるチーム、個性が出ているチーム、気持ちが強いチームが印象に残りました。入賞チーム以外では「kuruasa.」の衣装や雰囲気が素敵でした。ショートカットの子の表情が特に良かったです。「Akky Brothers」は単純にカッコ良かったです。もう少しエネルギーを出せたらもっと良くなると思いました。

hirototty
皆さん澄んだ瞳をされていました。未来の希望を感じました。ダンスの技術、作品の魅せ方、衣装など一層と全体的に見やすくなっていますね。その中でリスク(意外な選曲、遊戯性)を冒してモノにした3チームが入賞というリターンを得たという私個人の認識です。入賞チーム以外では「はなかのん」は綺麗な清流の音色が身体から流れてくるような作品でした。「Akky Brothers」は双子というシンクロと音楽とダンスのシンクロが交互にシンクロし合う芸術的な作品でした。

 

===高校生の部===

MORIARCH
上手な人が多かったですが、強い作品力はあまり感じなかったです。情報過多な中で、他との違いを見せるのは何なのかはもうすでに問われていると思います。入賞チーム以外では「THE ONLY」「CACTUS」「cherrily」は跳ねそうな予感がして今後が楽しみです。

佳代子
2曲使いのチームが多かったのですが、曲の繋ぎ、1曲目と2曲目のバランスが気になりました。全体の構成を頭に置いて選曲や振付をすると良いかなと思います。中学生の部と比べると、ダンサーさんの持ってるオーラの差がわかりやすく出ていたように思います。経験値や場数の違いを感じました。でもこれからいくらでもひっくり返せる可能性はあると思うので、結果に結びつかなかったチームも諦めずにまたチャレンジして欲しいです。今回どれだけ成長したか、どれだけ頑張ってきたかは本人自身が一番良く解っていると思います。結果だけにこだわらず、ダンスアタックまでに手に入れたものをひとつの自信にして頂けたら嬉しいです。入賞チーム以外では、「cheerily」はパッション大爆発でしたね。抜きと遊びがもう少しあっても良かったかなと思いましたが、私の中では高得点でした。「ここなつ」は音取りがカッコ良かったです。展開の無い曲であれだけ見せれるのは凄いと思います。

hirototty
身体能力が上がり、知ることも増えて表現できる幅は確実に広がるはずなのに抑圧された何かを感じました。何かを知ったり、思考を始めることで自我(エゴ)の存在がそれを阻んでいるのでしょうか?入賞チーム以外では「Verlless」はBrandyのAll In Meの魅力に改めて気付かされた素晴らしい作品でした。