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2016年7月18日(月・祝)@CLUB CITTA’

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15組が参戦した
“BATTLE OF THE YEAR 2016 JAPAN”
優勝はレペゼン京都
“Body Carnival”


昨年BOTY 2015 FINAL優勝を決め、2016年の世界大会にはチャンピオンシードで既に出場が決定している「THE FLOORRIORZ」。そんな「THE FLOORRIORZ」と、長年ほぼ出場し続けていた強豪「MORTAL COMBAT」不在の大会となった「BOTY 2016 JAPAN」。しかし「Body Carnival」や「Found Nation」といったワールドフェイマスな強豪チームや、近年凄まじい勢いで成長し続けている「K.A.K.B」、バトルシーンでの活躍が目覚ましい「Gun Smoke Breakers」や「ARIYA」、モーコンやAIR REALといった強豪のメンバーを擁する「HEROES」、昨年はバトルにも残ったパワフルB-GIRL集団「NishikasaiCREW」等、実力派クルーが多数参戦。最終的に総勢15組が出場した今年のBOTY JAPAN。
ショーの順番は当日のくじ引きで決まる訳だが、Aブロックに比較的強豪が集中。中でも「Body Carnival」は非常にハイクオリティーな内容のショーを見せ会場を沸かせた。結果、ショー審査は「Body Carnival」が1位通過、2位「Found Nation」3位「K.A.K.B」4位「Gun Smoke Breakers」5位「ARIYA」6位「HEROES」となった。いよいよトーナメントに突入。1位通過、2位通過の2チームは準決勝からのスタートで、以下のチームは6位対3位、4位対5位のバトルを勝ち上がれば準決勝進出となる。どの対戦も好内容の熱戦となり会場はヒートアップ。そして迎えた決勝戦は、ショーケース1位通過「Body Carnival」vs ショーケース2位通過「Found Nation」というカードとなった。両チームとも非常に豊富なルーティンを持っている事が特徴なだけに、序盤から終盤まで両者譲らぬ強力なルーティン対決となった。結果は4-1で「Body Carnival」が勝利し2度目の日本代表の座を獲得した。
これで世界大会は「THE FLOORRIORZ」と「Body Carnival」の2チームが日本を背負って戦う事となった。世界初の決勝同国チーム対決を実現すべく、ドイツ世界大会での活躍に期待したい!

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JUDGE

 JUDGE

 

1

JUDGEからBody Carnivalへメッセージ

HONG10
『頑張って!』これだけだね。「Body Carnival」は経験も豊富なクルーだし、きっといい結果が残せると思うよ。 日本のB-BOY達は凄くショーを作るのが上手だから もしかしたら決勝のトーナメントで「THE FLOORRIORZ」と「Body Carnival」が当たる事になるかもしれないね。それを僕も見てみたいよ。

FREE
『頑張れ』と言えるだけかな。 あのバトルの後のナルミの「THE FLOORRIORZ」に対しての宣戦布告が全てを物語ってたんじゃないかな。 素晴らしい気迫だったし、それを見て俺も震えたよ(笑)。一つだけ言える事はBOTY FINALはかなりタフなバトル、日程を強いられるので、精神面で強い気持ちを持って欲しいという事だね。その中で自分のベストを出せばきっといい結果が出ると思うよ。

SHIE-CHAN
まずは本当におめでとう!今回は日本で行われた日本予選なのでジャッジに日本人が多かったのもあって「Body Carnival」に軍配が上がりましたが、もしこれが海外なら分からなかったという事は自分達でも分かってると思います。海外のジャッジはバトルの流れとかはあまり見ず、ターン制で見る人が多いので、今回のように”KILLターン”(オーディエンスが総立ちになる位の完璧な一本)がない状態で、しかも相手にKILLされたターンがあった場合、凄く不利になることもありますよね。
「Body Carnival」のいいところはチーム力がありバトル運びが上手く、色んな個性を持ったメンバーがいて、ジャブが上手いところだと思うので、ジャブとノックアウトをしっかりコントロール出来れば更に強くなると思います。2年前に本戦に行ってる分、初出場チームと比べたらフレッシュさに欠ける見え方になることは仕方ないことなので、本来ならKILL出来るはずのターンがそう見えないことがあるのも事実です。とにかくカマす系の役割の人は絶対にKILLターンを残すことと、フレッシュさを補うための新しいルーティーンでしかもパンチのある物があれば安心だと思います。
今回ショーの順位が優勝に導いてくれた部分もあると思うので、ショーをより強くする作業も必要かと思います。ショーはとても見やすくオシャレで素敵やったけど、もう一つ印象に残る見せ場を作るよう改善してもいいんじゃないかなと思いました。
簡単なことではないけど、本戦に向けて色々出来る時間はあると思うので、今回得たことを生かして、本戦は思いっきり暴れてきてほしいです。そして日本vs日本の決勝楽しみにしています!

NORI
おめでとうございます。世界ではもう一つレベルも上がると思うのでこの勢いで更なるレベルアップを期待します。自分たちのチームも負けないように頑張ります(笑)。

JUJU
まだまだ調整などはすると思いますが、ショーは問題ないと思います。バトルはルーティンの完成度をもっと上げるのはもちろん、やはり海外勢はソロの爆発力が凄いのでルーティンからのソロ出しなどをもっと強化していければいいと思います。世界のファイナルでも日本大会以上の存在感が出せるように頑張ってください。

 

2

4-2

4-1

6-1

6-2

 

JUDGE

HONG10
印象的だった事、それは、参加者、スタッフ、観客の『熱量』だね。 みんなが素晴らしく燃えてる。ショーに対して、バトルに対して、イベントに対して。 それが素晴らしく、自分への刺激になったよ。 その熱量がこの素晴らしい日本のシーンを支えているんだと思うね。 日本にはいつ来ても素晴らしいシーンと熱量があると思うよ。 自分たちで自分たちのカルチャーをしっかりと支えている!っていう事実を感じて、素晴らしいな、と毎回思うよ。

FREE
若いジェネレーションが台頭してきているね。 今まで何度もBOTYのジャッジはやったけど、こんな光景(数チーム出ていたキッズクルーやU-15のバトルを見て)を見たの初めてだったし衝撃を受けたよ。 地元に帰ったらそんな日本のブレイクシーンを紹介したいね。今回印象に残っているのは「RYO-SPIN」「KAZUKI ROC」「NARUMI」「AYUMI」、あと、「K.A.K.B.」のB-GIRL達のパッションも印象的だったね。他にも挙げたらキリがないよ。あと、最後に言わせてくれ!BOTY JAPANのスタッフ全員にリスペクト!と言いたい。 こんなに素晴らしいイベントを作り上げ、ジャッジがジャッジする事に全てを集中出来るようにケアしてくれ、進行も完璧。その上、参加するみんなの事を一番に考えている。こんなの信じられるか? 世界中を見渡してもこんな素晴らしいオーガナイザー達はいないぜ!マシーンに最大限のリスペクトを!そしてそんなみんなに会いたいのでまた呼んでくれよ!

SHIE-CHAN
どのイベントでも今はそうなのかもしれませんが、多分色々見てきてるので目が肥えてるのかオーディエンスがなかなか盛り上がらなくなってますね。もっと騒いだ方が楽しいし、バトラーにも火がついていい踊りも見れるのになって思いました。見る側もプロの目になってきているのはいい傾向だとは思いますが、だからこそ分かる深い部分でも盛り上がれたらシーンはもっと拡大すると思うので、来年は盛り上がる気満々で観に行ってほしいです!そんな中、「Found Nation」戦での「KANTA」が今日イチのムーヴを出して、会場全体巻き込んだ祭りみたいになってましたね(笑)。まさにこれぞ”KILLした!”と言える魂のダンスを見た気がしました。

NORI
今の時代は勝つにはルーティーンが必須なんだなと改めて感じさせられた事は印象的だったことの一つです。良いか悪いかは別として、必須なのであればそこでチームの色だったり長所が出せるチームが勝つんだなと思いました。あとは、とにかく「Found Nation」戦でのK.A.K.B.の「KANTA」ですね。最後の彼の踊りには喰らいました!

JUJU
昨年の「THE FLOORRIORZ」の世界大会優勝の影響か、以前に比べて世界大会を視野に入れて動いているチームが増えてきたように思いました。見に来てたお客さんも例年に比べて静かではありましたが、出場チームも含め会場中にいい緊張感があったと思います。日本のシーンが更にパワーアップするんじゃないかと思わされる大会だったと思います。今年は日本チームが2チームも世界のファイナルに出場するので大きい日本旋風が巻き起こる予感がして楽しみです。これを機にもっともっとあの舞台を目指す若手Bboy達が増えればばいいなと思います。