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2016年7月10日(日)@CONPASS main

2016年7月度の”TRUE SKOOL”に
一般の部45組、ジュニアの部28組がエントリー!
(合計73組はTRUE史上2番目の多さ!)
一般の部優勝は “Maru”
ジュニアの部優勝は “RUBATO UP”

 

■■■ジュニアの部■■■
ジュニアの部過去最高エントリー数である28組が参戦!
優勝はヒップホップチーム “RUBATO UP”

28組が参戦したジュニアの部。HIP HOPが最も多く、次いでLOCKが多いという傾向が見られたが、選曲や衣装、振付や世界観、キャラクターなど、それぞれに他のチームの表現と被らない個性を出そうという意識を感じさせるような工夫が見られた。そんな中、よりコアな領域の要素に於いて突き抜けたモノがあったチームが高評化を獲得。優勝のヒップホップチーム「RUBATO UP」は、アシッド・ジャズ系ヒップホップのクラシック「Cantaloop」(おそらくロングバージョン)を使用。ジャジーな質感のアクセントのあるグルーヴィーなヒップホップを見せた。2位にはジャズベースのフリースタイルチーム「Nifty」が入賞。1曲目ハウスクラシック「Pienso en ti」を使用(ちなみにこの曲はジャッジのHAYESTAも近年ショーで使用している)するという意表を突いた選曲で始まると、アクロバティックな技も交えた斬新な振付で見せきり強いインパクトを残した。3位にはヒップホップチーム「ILL DA MONKEY」が入賞。「韻シスト」の楽曲を使用。生音ビートにレイドバックなフィーリングで醸し出すナチュラルなリズム感が印象的なダンスを披露した。
入賞以外では、WAACKチーム「Durga」ヒップホップの「AMAZE SPIRIT」「KLANG」といったチーム、ラテン&ジャズの「いつき」やハウスの「メイ」といったソロダンサーは大人顔負けのテクニカルなダンスを見せた。またキャラの光るロックを見せた「BAD BOYZ」、独特な個性を発揮したロックチーム「NAH!KID」、強いこだわりと世界観を感じさせたジャズチーム「ONE STONE」といったチームも印象的な作品を披露した。
2016年のTRUE SKOOLシリーズ、決勝へのチャンスはあと4回!グラチャン目指し、更なるチャレンジ、お待ちしています。


■■■一般の部■■■
大挙、45組が参戦!接戦を制したのは
ジャンル: Latin stepのソロダンサー!
“Maru”

45組がエントリーした一般の部。ジャッジである「HAYESTA」の影響からかいつもよりも多くのハウスチーム、ハウスソロが参戦。また、東京や愛知、福岡や徳島等、大阪以外からの地域からも多方面から参戦があり盛り上がりを見せた。比較的メジャーなジャンルから、VOGUE系、UK JAZZ系といったマイノリティージャンルまで幅広く参戦。今回はソロも多く10人がチャレンジ。実力のある個性派ばかりで会場を盛り上げた。全体的に突き抜けたパフォーマンスは無く、上位十数組は非常に接戦となった今大会。
そんな中、優勝に輝いたのはソロで参戦の「Maru」。ジャンルは「ラテンステップ」という珍しいスタイルだが、多くのストリートダンスジャンルのルーツダンス的要素があるダンスであり、そのラテンダンスを深く追求しているからこそ出せる、底抜けの陽気なフレイバーと独特のリズムワークとニュアンスを体現し、見事優勝となった。2位に入賞を果たしたのはフリースタイルジャズチーム「granadilla」。アフロテイストを融合させた独自のダンスでその世界観と作品が評価されての2位入賞となった。3位にはこちらもジャズベースのフリースタイルチーム「PLAY B♂Y」が入賞。シャンプーハットに全身タイツ等といった、かなりフリーキーな衣装構成で見せる独自のダンス世界。キャラクターを駆使した作品で見事3位入賞となった。
入賞以外では、久々に参戦の兄弟ロックチーム「BS-BROTHERS」や、若手メンバー3人によるフリースタイルチーム「WVE」、安定した力を見せたロックチーム「LOCKaJIVESET」、独自の世界観が印象的な「BlueShift」「MAsON.」、ハイレベルなテクニックを見せた若手ロックチーム「NAUGHty」等といったチームは、高水準で安定感のある作品を展開。また、ジャズをベースとしたフリースタイルを見せた「RAY」、深みのあるリズム性が印象的なハウサー「comboo」、徐々に世界観へと引き込んだハウサー「きんぱ」といったソロダンサーも印象的なダンスを披露した。

 

1

2

3

J1

J2

J3

 

JUDGE

▼ジュニアの部ジャッジコメント
PE
振付が上手いチームは沢山ありましたが、ハートにグッとくるチームは少なかった印象です。優勝の「RUBATO UP」は、踊りだしの落ち着き感がとても印象に残ってます。かっこよかったです。2位の「Nifty」は、去年よりも身体も大きくパワーアップしたように思います。3人の世界観でこれからも突っ走って欲しいです。3位の「ILL DA MONKEY」は、ヒップホップが好きなんだろうなっていうのがひしひしと伝わってきたチームでした。グルーヴも感じてかっこ良かったです。入賞以外のチームでは「Durga」ソロでは「いつき」が良かったです!

SAKAPON
全体的にレベルは高いのだけど、強く印象に残るチームが少なかったかなと感じました。優勝の「RUBATO UP」は選曲と踊りの感覚がマッチしていて最後までずっと見ていられる作品だったと思います。2位の「nifty」は技術と構成も高いレベルでしたが、まだ作品の完成度としてはもっと良くなりそうだな、と感じました。また見てみたいです。3位の「ILL DA MONKEY」は選曲とか、ちょっとした仕草、技術じゃない部分が凄く良くて、もちろんダンスもかっこよかったんですけど、出番が早かったにもかかわらず最後まで印象に残ったチームでした。入賞以外では、「メイ」「MyMenBoogie」の背の低い方の男の子のソロがカッコ良かったです。

▼一般の部ジャッジコメント
PE
世界観、踊る気持ちが熱く伝わってくるチームが多かったです。優勝の「Maru」は、ステップ一つ一つに情熱を感じました。ただただかっこ良かったです。2位の「granadilla」は、踊りだしから引き込まれました。気持ちいいくらいの安定感とスキル、アダルトの色気を感じました。3位の「PLAY B♂Y」は、なんともいえないパッションが最高でした。キャラ、ダンス、音楽、が上手く調和しながらも情熱的なダンスに感動しました。入賞以外で印象的だったのは沢山あります。「gleam」は、裏音を気持ちよく聴かせてくれるダンスが印象的でした。「M.A.M」は、ハウスの気持ちよさと優しさみたいなのが伝わってきました。「comboo」は、最初から最後まで踊りに力みがなく、なのに感情が伝わってくる不思議な感覚になりました。かっこ良かったです。「ラパチカ」は、完成度がとても高くスキルもありいいチームだなと思いました。「くすりゆび」は、独自の世界観を存分にロックのスタイルで表現していたと思います。かっこ良かったです。「michi」は、指先まで見えました。気持ちよく、世界観も素敵でした。「MAsON.」は、後半にかけてどんどん引き込まれました。感動しました。「LOCKaJIVESET」は、高い完成度のショーと途切れない流れがとても印象的でした。「G-B’s」は、スタイルがしっかりあるのに自由さがとてもあり、かっこいいグルーブも感じました。「EVOLVE」はステップと流れがかっこ良かったです。「BlueShift」は、独自のスタイルが印象的で、見ていてワクワクしました。

SAKAPON
「好きなこと」「やりたいこと」が明確で伝わってくるチームが多かったです。凄いエントリー数にも関わらず最後までスーっと見れました。優勝の「Maru」は、好きなことに突き抜けてましたね。ソロで最後まで見せ切ってたし、踊り終わった瞬間、凄く気持ち良い感覚になりました。2位の「granadilla」は気持ちが凄く入っていて見ていて感動しました。選曲も好きでした。3位の「PLAY B♂Y」はこの日1番会場を沸かせてましたね。なんとなく懐かしい選曲と彼らのキャラクター、見せ方が最高でした。入賞以外では、「きんぱ」「M.A.M」「comboo」が印象的でした。あと「LOCKaJIVESET」は3位を決める時にめちゃめちゃ悩みました、凄くかっこよかったです。