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2016年6月5日(日)@PIT

banzai

31組がエントリーした
“JAPAN DANCE DELIGHT VOL.23 札幌大会”
決勝進出を果たしたのは
“Dub Luv”
“スワロウテイル”
“ゴッドファーザー”
の地元北海道勢3チーム

 

JDD VOL.23地区予選大会4地区目となる札幌大会が、札幌PITにて開催された。昨年よりも少なめの31チーム(昨年は36チーム)がエントリー。地元北海道をはじめ、東北、関東、関西等、様々な地域からチャレンジャーが集結。ファイナル進出歴のあるチームは他の地区大会と比較して少なく、ニューヒーロー誕生を予感させるラインナップとなった。札幌大会といえば、昨年久々に開催され、近年の地区予選大会の中でナンバーワンの盛り上がりを見せた地区。今年は会場が変更されその盛り上がり度合いにも変化があるかと思いきや、蓋を開けてみると前年同様最高クラスのフロアの熱量で、踊る側としては非常に「踊りやすい」大会だったに違いない。
Aブロックが始まってまず印象的なダンスを見せたのは前半に登場のヒップホップチーム「イメティマニピン」。ULTIMANIAの「NAOYA」率いるこのチームは、人数を活かしたフォーメーションと見せ場の数々で迫力満点の作品を展開。Aブロック中盤に登場の個性派ヒップホップチーム「BlueShift」は、このチーム独特のシュールな世界観全開の作品を披露。実の父娘によるヒップホップチーム「D&F」は、父の落ち着いたダンスと娘の強烈なエナジーのダンスのコントラストが面白い作品を展開。他にもクールで繊細な表現が印象的な男女ペアヒップホップチーム「Man&Woman」や、ニュージャックスタイルを中心にノリノリな中に余裕も感じさせるヒップホップを見せた宮城の「New Stylers」等、様々な個性やスタイルを感じさせるヒップホップチームが多数見られた。また「SIS」「NEO」といったフリースタイルチームは、独自の世界観を高い完成度で体現。WAACK等をベースとしたフリースタイルチーム「PLANET」は、エネルギッシュでパッション溢れるダンスを展開。ハウスチーム「jaribu」、ポップチーム「EGYz MATE」といったチームは、高いベーシックに裏付けられたグルーヴィーなダンスを披露した。
そんな中、見事ファイナリストの座を獲得したのは「Dub Luv」「スワロウテイル」「ゴッドファーザー」の3組。フリースタイルチーム「Dub Luv」は、ジャズやハウス、はたまたアフリカンのような要素を含む独自のスタイルで生々しいヴァイブスを感じさせるオリジナリティーの強いダンスを披露。ポップチーム「スワロウテイル」は、ソウルフルなノリとグルーヴを軸に音楽に対して非常にナチュラルなポッピングを展開。ロッキングチーム「ゴッドファーザー」は、超アッパーな選曲で表現される非常に勢いと一体感を感じさせるダンスで観客を盛り上げた。
結果、FINAL出場枠全てを地元北海道勢が占めるという事となった訳だが、これは地区大会史上初の快挙であり、北海道のダンスシーンの層の厚さの証明と言えるだろう。

 

1
Tacrazy
ずっと前から知っていますが、見るたびに成長している姿を魅せてくれるチームです。鍛練されてるのがわかる身体能力 、シンクロ率高めのバランスのとれたメンバー、リズム感覚、世界観等も含め、完成度の高い作品でした。

MAME
ダブのユルさみたいなのと、リズム遊び、ステージ上の視覚表現が上手く噛み合ってました。無感情なのにライブ感があり、引き込まれました。

AYUMI
個々の個性が凄く出ていて、4人になった時は凄く一体感があったのが凄く良かったです。

KAZUKIYO
ただ土臭いだけでなく、表現出来る身体の強さや音楽に対してのリズムも良く、終止見入ってしまいました。いい感じでした。

 

2
Tacrazy
最小人数2人での挑戦でしたが、まず選曲が大好きな曲だったので素直に上がりました。そして知識豊富なダンスの展開、技術、表現力を駆使し気持ちの良いダンスを終始魅せてくれてナマラかっこよかったです(笑)!

MAME
内側から音楽が溢れてくるようなダンスでした。瞬間の気持ちと、日頃のテクニックのバランスがピカイチだったと思います。

AYUMI
ポップとソウル等、曲に対するダンス感が凄く良くて、技術を見せるのではなく、踊りを見せていたと思います。

KAZUKIYO
オリジナルとは別バージョンの「Brown Sugar」の1曲使いであそこまで表現出来るのは凄いと思いました。選曲もですが踊りもとても気持ちよく入ってきました。良かったです。

 

3
Tacrazy
1人1人の濃いキャラのメンバーをもんちJapanが上手く引き出し際立たせ、変幻自在にいつも以上に強い気持ちの込められた熱いダンスを見せてくれて、一番心が楽しく感じました。何よりもゴッドファーザーはこの日、終始どの瞬間も一番楽しみ散らかし(笑)、騒ぎ倒してくれたチームではないかと思います。

MAME
力の抜きがいい感じにハマってました。太った人をもう少し上手く使う、とか、1人1人のキャラが更に確立されるともっと面白くなると思いました。

AYUMI
凄く勢いがあったんですけど、もっと踊りの部分に説得力があれば更に良かったと感じました。

KAZUKIYO
最高でした。ダンスのスキル的な部分だけならもっと他にいましたが、かなりぽっちゃりなコの強烈なキャラや自分達を理解した上で作りあげられたショーは見応えありました。個人的には一番楽しませてもらいました。JDDもあのままの感じでいって欲しいです。

 

JUDGE
Tacrazy
北海道勢と道外勢がMixされた緊張感漂う空気感。一瞬の為にに時間をかけてきたその瞬間がスタートすると、どのチームも生き生きとし、個性溢れる刺激的なダンスをしてくるチームが沢山ありました。会場の雰囲気もみんながみんなを応援していて、とても温かく、BGMタイムに楽しんで踊ってる人達がいたりと終始賑やかで和やかな、しかし熱く感動的な空間で、地元の俺がこんな感じに言ってしまうのはどうかととも思いますが、最高でした(笑)。でも一番は道外からわざわざ北海道札幌まで来てくれた熱いハートをもった方々全員に感謝します。ありがとうございました。入賞チーム以外では「New Stylers」のダンス力の高さ安定感抜群でした。「jaribu」は可能性がとてもある印象に残るダンスでした。「Revel」は、熱い気持ちが溢れだすダンスで、衣装もかっこよくお洒落でした。


MAME
ジャンルも表現も様々で、見ていて1チームずつ違う感情になりました。真剣過ぎて冷めた感じより、温かい空気の中イベントが進んでいくのが嬉しかったです。やりたいことを貫いてる人は、平均点こそ取れなくてもかっこいいと感じました。入賞チーム以外では、「BlueShift」に相当やられました。潔さを感じました!後ろノリ!「D&F」と「トーホクハラマキレディース」は伝えたい事がシンプルでかっこ良かったです。「jaribu」のハウスは味があって好きでした。「New Stylers」の脚さばきには歴を感じました。


AYUMI
個性的なチームが多く、今まで自分がジャッジをしたコンテストを振り返っても今大会はトップクラスの面白さでした。オーディエンスは本当に温かくて素晴らしかったですね。入賞以外では「ABANDON」が印象的でした。不思議な世界観で基礎的な部分がしっかりしている人達だからこそ出来る表現をしていたと思います。あと「NEO」も印象的でした。


KAZUKIYO
どのチームにも色やキャラ、個性がありとても楽しませてもらいました。特に地元北海道や近い地区の出場者はいいテンションで踊れていたと思います。会場の雰囲気も良く、ディライト予選、コンテストとしてだけでなく、とてもいいイベントだったと思いました。「ABANDON」「BlueShift」「PLANET」は個人的には今回入賞してもおかしくないチームだったと思います。