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2016年5月5日(木)@CONPASS

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FUNKフリークが国内外問わず
総勢137名エントリー!
優勝はレペゼン台湾
“Poppin ED”

 

 

 

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OSNの強烈な2日間が終わった翌日の5月5日の昼間に開催されたのが「Hook up!! OSN SPECIAL FUNK -ALL STYLE SOLO BATTLE-」。昨年も開催されたこのコンテンツ。FUNKミュージック限定のジャンル不問のソロバトルだ!OSNの為に集まった海外勢も多数参戦し、総勢137名がエントリー。ジャッジはOSNの海外ジャッジ4名が担当。オープニングではその4名によるスペシャルソロセッションもあり、エナジーを開放したファンキーなダンスの数々を披露し会場を盛り上げた。予選はやや大人しめな出場者に「タイロン」氏が「もっと開放して!」と発破をかけるシーンも見られた。FUNKとは何か、FUNKYとは何か、それらを理解し体現することが元来苦手な日本人ではある訳だが、それでもこの「FUNK」という音楽のもと自己を開放し、エナジーを伴ってダンスとして上手く表出できたダンサーがトーナメント進出を決めた。
予選を勝ち上がった16名中、実に半数に及ぶ8名が海外勢となったこのトーナメントだが、その海外勢が大爆発。ここ一番のパワー・エナジーの出し方で日本人を凌駕していく。結果的にベスト4の内3名が海外勢、更には決勝は韓国vs台湾の海外勢同士のポッピン対決となった。決勝のカードは韓国の実力派女性ポッパー「EUN.G」と、台湾の実力派ポッパー「Poppin ED」の対決だ。先攻は「EUN.G」。しっかり相手を見ながら彼女らしいパワフルなポッピンを展開。対する「Poppin ED」は、多彩なテクニックを音楽に乗せて表現。結果は、真っ直ぐなグルーヴを見せた「EUN.G」を、より多彩でより音楽に対しても入り込んでインパクトのあるムーブに繋げて上回った「Poppin ED」が勝利し、優勝を手にした。

1

2

4-2

4-1

 

JUDGE

 

 

JUDGE’S COMMENTS

Tyrone Proctor
素晴らしい経験でした。今日のエネルギー、愛はメーターを振りきってました。日本はユニークな国で、ダンスもユニークです。だから大好きなんだ。審査はとても難しかったですね。ダンスはそもそも簡単に比べて優劣をつける事ができないものだからね。それでもエナジーのレベルが高い人は印象に残りました。全体的に若い世代のダンサー達の純粋さを感じて嬉しくなりました。あと、DJが最高でしたね!最後に、マシーンさんを始めアドヒップの皆さん、そして日本の皆さんに感謝しています。この親切な心とシーンの温かさに感謝しています。ありがとう。音楽を大切に!
LOVE! PEACE! SOUL!

Kidboogie
今回はオールジャンルバトルですが、FUNKミュージックオンリーという面白い試みで、ナイスなコンセプトでした。色んなジャンルの人が自分なりのアプローチで、FUNKミュージックを表現していました。凄く楽しかったですね。自分が印象的だったダンサーは、2人のキッズロッカーの「ATSUSHI」と「風花」に驚きました。二人とも、とてもピュアなダンスで、音楽の聴き方が完璧でした。将来がとても楽しみですね。そして、「EUN.G」。彼女は、バトル中のエナジーが凄かったです。音楽性、フロー共に最高でした。そしてもちろん、あの強烈なポップ!素晴らしかったです!最後にもう一人「Poppin ED」を挙げたいと思います。彼は予選から最後まで体のコントロールができていて、FUNKを楽しんで踊っていました。まさにFunky Popperでした。音楽へのアプローチがとても良かったです。最後に、アドヒップの皆さん、そしてマシーンさんに大感謝です。今回誘ってくれてありがとうございます。凄く楽しく過ごせました。そしてこの素晴らしいイベントを続けてもらいたいです。またすぐ会えるといいですね!もしよければ、また呼んでください!

Tony Go Go
素晴らしいイベントでした。今日は色んな若いダンサーたちが多かった印象です。全体的にとてもレベルが高かったです。今回はオールジャンルのバトルということで、Waackin、Lockin、Poppin、B-boy達が自分なりにFUNKの音で踊るという形で、とても難しいジャッジが多かったです。私にとっても、チャレンジが多いジャッジでした。若いダンサーたち、特に予選敗退してしまった人たちにアドバイスを送るとすると、リズムを表現するところをもっと鍛えてもらいたいです。上手いキッズダンサーも多く、将来に向けて良い経験になったのではないでしょうか。自分の才能を信じて、ネクストレベルを目指して頑張って欲しいね。印象的だったのは「EUN.G」そしてキッズロッカーの2人、「ATSUSHI」と「風花」がとても印象的でした。まず「EUN.G」は、踊りの豊かさに圧倒されました。POPというフィールドの中で、技術がとてもナチュラルに織り込まれていて、とても美しかったです。「ATSUSHI」と「風花」は、これからシーンを作っていく二人だと思います。2人の音へのアプローチに驚かされました。そして、二人が同じチームと聞いてびっくりしています。これからもこの2人をチェックし続けたいですね。最後にOSN及びHook upに誘ってくれてありがとうございました。前回呼んでもらった時より、またシーンの成長が見れました。技術やムーブなど、発展したものが見れましたね!


Dyzee
全体的に素晴らしかったですね。OSNはみんなシリアスな雰囲気だったけど、このバトルはパーティーみたいな雰囲気でみんな楽しんでいたのが良かったですね。今回は色んなジャンルのダンサーがいたので、細かいテクニックを審査するというよりも、観客のコントロール力や表現力という部分も審査の重要な要素となったと思います。こういうタイプのバトルは審査するのが初めてで、良い経験ができました。印象的だったのは予選の延長での「KNIT」vs「M.haruna」のバトルですね。このバトルが今回のハイライトだったと思います。今日出ていたダンサーは全員素晴らしかったんですが、優勝した「Poppin ED」はストーリーテリングと、途切れないバトルの姿勢が秀でてましたね。