2016年3月27日(日)@YES THEATER
2016年3月27日(日)難波「YES THEATER」にてダンスライブ「Jacuzzi presents “Bath Time”」が開催された。
ジャズをベースにした独自のスタイルで人気を博すHASSAN, MASAKO, AYANAによる3人組チーム「Jacuzzi」。今までに、非常に完成度の高い作品力を武器に、ODD、TDDで共に2位入賞を果たすなど、その実力の高さは証明済み。そんな彼女達が、彼女達のキャリアでは初となるチーム単独でのダンスライブを開催。彼女達のチーム名「Jaccuzzi」からの連想から「Bath Time」というタイトルが付けられたこのダンスライブ。イエスシアターのステージには「バスタブ」が設置され、そのバスタブを起点として様々な作品を展開。普段彼女達がコンテストやショーで見せる「Jacuzzi」としての表現では見ることの出来ない個々の特性や魅力が伝わってくる、そんな作品や映像の数々で集まった観客を魅了していき、最後には彼女達渾身の新ネタでダンスライブを締め括った。
チーム結成当初から長きに渡りコンテストで結果が出ない時期があった彼女達。それでも自分達を信じて貫き通した結果、揺るぎない技術とチームカラーを身につけ、それを武器に様々なコンテストで結果を出す事に繋がり、今回のチーム単独でのダンスライブへと繋がった訳だが、彼女達の挑戦はまだまだこれから続いていく。彼女達が表現していくダンス世界に今後も要注目だ!
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Jacuzziからのメッセージ
この舞台のスタートはタナボンさんに「舞台やってみないか?」と言ってもらった事がキッカケで、そこから流れが大まかに決定するまで、相当時間がかかりました!
何度もミーティングをして、それでもなかなか良い案が出なくて3人共不安しかなかったです(笑)。
そんな中、普段から仲の良い「甘い飴」の単独公演を観たり、HASSANの師匠であるNORIさんの舞台にHASSANが関わっていたり、他にも3人でいろんな舞台やLIVEを観に行ったり、先輩ダンサーさんから色んなお話を聞いたりして、少しづつやりたい事が明確になって、次第に流れが決まっていきました!
そこから3人で踊る曲の振り付けに入る訳ですが、それまでの苦戦時期が長かったからなのか、とても楽しくスイスイ決まっていきました!
2人パートはそれぞれが世界観たっぷりなシーンだったので、振り付けの部分以外に、見てる方がどれだけそのシーンに入り込めるか、という演出の部分を考えて作品を創ることが普段のショーづくりとは少し違って難しかったですね。
エンターテイメントな要素も少し取り入れたりして、その新たな感覚が凄く楽しかったです!
そしてソロパートですが、元々ダンスの習い始めは3人それぞれジャンルもバラバラだったので、そこに再びチャレンジする!という事と、それを好きなダンサーさんのコレオで踊ってみたい!という私達の願望にKYOGOさん、te2さん、Yaeちゃんが即決で『やるよ!』とお返事下さってこの夢の時間がスタートしました。
自分達だけの為に皆さんお忙しい中、作品づくりをして下さって、それプラス練習、ラストの週にはリハ現場まで来て下さって作品チェックに練習、『頑張って!』とエールをもらい、本番当日までずっと気にかけてもらって。その練習の日々全てが完全に本番のパワーになりました!感謝してもしきれないです!
今回の単独ライブ「Bath time…」をするにあたって、
私達のために、本当に沢山の方々が動いて下さいました。
周りの方々の優しさに触れ、愛のある言葉に励まされ、改めて今ある環境にどれだけ恵まれているかヒシヒシと感じました。
皆さんが優しすぎて泣けました。
そして、今回この舞台をするまでは、コンテストやショーの作品作り1つの事にグッと集中して出来てたんですが、舞台となるとその他の必要な作業が想像以上に沢山あり、準備しないといけない事があるけど、、でも踊り込みもしたい、、、1日24時間じゃ足りない!と何度も思いました。
この経験をするまでは本当に踊る事しか知らなかったんだな、、と気付かされました。
こうして舞台に立てた事も、いつも応援して下さる皆様がいて、裏方で全力でサポートしてくださるスタッフの方達がいて、協力して下さる方達がいて、私達がいる。
単独ライブをした事で大切な事、一番忘れちゃいけない事を再確認出来たし、考えさせられたし、もう本当に感謝しかないです。
沢山の愛を頂いて私達は本当に本当に幸せ者です。
ここからまたJacuzziとして、表現者として、私達らしく伝えていけるように気持ちを新たに進んでいこうと思います。