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2016年3月13日(日)@CONPASS

banzai

2016年3月度の”TRUE SKOOL”に
一般の部38組、ジュニアの部23組がエントリー!
一般の部優勝は “マタハリ”
ジュニアの部優勝は “GLOBERY”

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上位は混戦状態!ハイレベルな内容となった一般の部!

一般の部には38組がエントリー。様々な年齢層、ジャンル、スタイル、方向性がミックスアップされたTRUE SKOOLらしいラインナップで、盛り上がりを見せた。まず印象的だったのは2人組ポップチーム「SENIOR FUNK」。2人合わせて120歳オーバーというその名の通りシニアチームなのだが、女性メンバーの「ヤマモト」さんはなんとあと2年で「古希」を迎えるという事がパフォーマンス後のインタビューで判明!その年齢からは想像できない位あまりにしっかりしたダンスに会場からは感嘆と尊敬の拍手が送られた。また、ジャッジがtemporalyという事でポップチームも数多く出場。「RALLY PRANK」「E-YAKANSS」「ケッツァコアトル」といった実力派チームも参戦し、それぞれに持ち味を活かしたスキルフルなダンスを展開。また今回はソロでの出場も8名と多く、TUT&BONEBREAKINGの「アナーキー」やExperimantalの「忍者MAX」、LOUD MINORITYでも話題となった「うにゃだゆういち」等、非常に個性的なメンツが軒を連ねた訳だが、特に印象的だったのはポップをレペゼンした「キャラメル」。名古屋の実力派ポッパーである彼は、BPMが速くなる見せ場を含むトリッキーな楽曲でパッション溢れるダンスを披露した。またパッションで負けていないのは3人組ロックチーム「CHALLENGER」。ステージ狭しと躍動感溢れる迫力のLOCKを展開。途中見せた3人同時飛びのアクロバットは会場を大いに沸かせた。
「temporaly」によるハイクオリティーかつVIBES全開のソロが印象的なショーのあとはいよいよ結果発表。
非常にハイレベルな内容となった大会を制したのはVOGUEチーム「マタハリ」。全身「赤」のレオタードで見せるダンスはパワフル&タイト。終始世界観を貫いたダンスで初優勝を勝ち獲った。2位にはポップチーム「Alvanity」が入賞。細部にこだわった独特の世界観で高い作品性を示し、見事入賞を果たした。3位にはヒップホップチーム「Double Elementz」が入賞。インストビートで構成される選曲で様々な展開を見せつつもHIP HOPらしいRAWなVIBESをキープした作品を披露した。

 

キャラクターやパッション等、ステージ上でのアピール力が目立ったジュニアの部!

23組がエントリー。比較的オールドスクール系チームが多く、パッション高め、ヴァイブス高めなチームが多く見られた。ハイレベルなスキルを有するパフォーマンスを見せる者も多く、ロックチーム「The Doable」やソロでポップを見せた「URARU」等は非常に高度なスキルを見せた。また「RooKIE☆GILE」や「ミッピーDRAGON」「子馬計画」ロックソロの「RAIMU」 等、個性的なキャラクターを前面に押し出す者も印象的。

そんな中、優勝の栄冠に輝いたのは2人組ブレイキングチーム「GLOBERY」。自分達で作ったと言う作品は、スレッド系トリックを上手く活かした見せ場と、テンポの良いスピーディーな展開で見せきり見事優勝を獲得。2位入賞は岡山のポッピングチーム「buffbuff」。男女ペアのこのチームは、スキルフルなポッピンを活かしたルーティン&ソロで、音楽とテクニックがいいバランスで溶け込んだ作品を披露。3位にはソロダンサー「さっちゃん」が入賞。「Runaway baby/Bruno Mars」1曲使いでパッション全開のダンスを披露。グイグイと見る者を惹きつける表情とダンスで会場をROCKし、3位入賞となった。

 

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JUDGE

JUDGE’S COMMENT

—一般の部—


シンプルな表現で挑戦しているチーム、独特な世界観のチーム、実験的な表現のチームと、色んなダンスがありましたが、表現したい事がしっかり伝わって来たダンスに高評化をしました。世界観を重視したチームってヴァイブスが薄くなったりしがちだと思うのですが、優勝の「マタハリ」はヴァイブスも強くて凄く良かったですね。入賞以外では独特な世界観の「BlueShift」が印象的でした。ダンス的遊びの部分がもっとあれば更に良かったかもしれないですね。あと、ポップの「RALLY PRANK」は、結構昔ながらの曲で自分達の世界観を出していましたね。

CGEO
審査は難しかったです。上位は混戦だった訳ですが、決め手となったのは「作品性」ですね。個々の技術のクオリティーが高いチームはいくつかありましたが、一つの作品として成立させられているチームを自分は高評価しました。入賞以外では「キャラメル」さんのダンスは凄く伝わってくるモノがあって良かったですね。あと「CHALLENGER」は、エナジーが凄くてアクロバットの所も印象的でした。「E-YAKANSS」は、ソロが特に良かったですね。

Ta-Ni-


—ジュニアの部—


自己アピール力やステージマンシップの意識の高さを感じました。色んなスタイルや方向性がある中、自身のスタイルを素直に出せていてしっかり見る側に伝わって来たチームやダンサーを高評価しました。入賞以外では「関スーボーイズ」は特に後半が良かったですね。「子馬計画」は面白かったです。見ていて「まだ行くか!まだ行くか!」って感じで楽しめました。「そらとかぜ」はパッション全開で踊っていて印象的でした。

CGEO
舞台慣れしていたり、キャラが濃い子が多くてびっくりしました。入賞したところは自分達のいい部分をしっかりレペゼンしていて、それが僕らにも観客にも伝わっていたと思います。技術的には優れているけど、見ているこちら側までグッと伝わってくる部分が弱くて勿体無いチームがいくつかありました。心をもっと開放して踊って欲しいですね。入賞以外では「The Doable」が良かったですが、今日は爆発力不足でしたね。「URARU」も凄く上手いんですが、見ている人に強く伝える術を磨けば変わってくると思います。「RooKIE☆GILE」は異様にキャラ立っててアホで凄く好きだったんですが、ダンスの部分が少し弱かったかなと思います。

Ta-Ni-