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NDD INTERVIEW

強豪揃いの “NDD VOL.5” の混戦を制し、見事優勝を手にしたロックチーム “ALL GOOD FUNK”に、今大会に出場した経緯、今回の作品について、JDDに対する想い等についてインタビュー。

 

※インタビューはATSUSHIとKENZOが担当。TAKASHI、SORI、HOMARE、H-dogは最後の質問のみメッセージを頂いてます。

本文中、A=ATSUSHI, K=KENZO
T=TAKASHI, S=SORI, HM=HOMARE, HD=H-dog

ー今回挑戦した経緯を教えて下さい。
K 前回JDD VOL.21に挑戦し終わった後にみんなで「一度各々で蓄えて、それからもう一度挑戦しよう」って言ってたんですね。それで、昨年のTOKYO DANCE DELIGHT VOL.17で、後輩である「9stepper’z!!」が準優勝したんです。それを現場に見に行っていたメンバーから、「俺達も出ようか!」って提案があったんですね。出るんだったらJDD決勝で優勝したい、ならばシティーシリーズに出て優勝することはJDD決勝の順番を考えると必須になってくるので、このNAGOYA DANCE DELIGHT VOL.5に出ようか!って事になりました。練習のスケジュール的には大変で、NDDはスルーして東京予選に出ようか?っていう案もあったんですけど、それでもシティーシリーズを優先するべきだという事でNDD出場を決めました。あと、メンバーの「Atsushi」「誉」の地元が愛知なので、そこで錦を飾ることが出来ればなって気持ちもありました。

ー作品を作り始めた時期はいつ頃からですか?
K 年明け、1月中旬ですね。新年会だったんですけど(笑)、SORI以外の5人が集まってて、そこで「よし出るか!」って事になって動き始めました。メンバーの中でTAKASHIは茨城で、H-DOGも誉も社会人なので、軸となって動けるのが僕と、「Atsushi」と「SORI」の3人でミーティングする事が多かったですね。実は6人が揃って練習できる日は凄く少なくてスケジューリングが大変だったんですけど、そこはこれまでのチームとして積み重ねてきて生まれた信頼感があるので、不安は無かったですね。
A 集まっている時間は少なかったけど、焦ることはなくてみんな自信を持って取り組めてましたね。昔だったらそういった時間の無さやなかなか集まれない状況って不安だったりしたんですけどね。
K 昔は作品を作っていく過程でメンバー間でストレスに感じる部分もあったと思うんですが、今は「それいいね!」「それいいね!」って感じでポンポン決まっていって、今回の作品は出来上がるのは凄く速かったですね。曲に関してもTAKASHIが今回の曲を提案したんですが、みんなすぐに反応してすぐに「イイね!これでいこう!」ってことになりました。

ー今回の使用曲、「Funky One/Funk revelation」ですが、同じLOCKINGチームの「ゲロッパ」とどちらも一曲使いという点でも被りましたね。
K そうなんです。ただ、順番に救われましたね。自分達はBブロックで出番が先だったんですよ。運が良かったです。
A 出来れば他と被らない選曲をしたいところなんですけど、被っちゃったらもう、自分達のベストを尽くすしかないですよね。ただ、この曲を初めて聴いた時は自分達らしい曲だなって直感したんですよね。それに曲の編集は自分がしてるんですが、皆が踊っている姿をイメージしながら作ってたら「これはバッチリなパフォーマンスが出来るんじゃないか!?」って素直に思えて来てワクワクしてましたね。今回はそういう意味でも自分でも納得の曲編集が出来たと思います。

ー今回の作品のコンセプトは何ですか?
K ソロで作品のボルテージを上げる事、あと、ロックダンスに懸けてる思いをどれだけ作品に落とし込めるかという事に重点を置いて作っていきました。
A 今回はいつも通りの自分達に加えて、ちょっと新しい自分達も見せられたらなっていう思いはありました。前回のディライトから1年以上経っているので、成長した自分達も見せなきゃいけないなと。そういう気持ちを全員が持ちつつ取り組んでいましたね。

ー実際そういった狙いは本番で体現できましたか?
A ある程度は出来たと思います。結構久しぶりに6人で集まって作品作って挑戦して、本番のステージで踊りながら「こいつらやっぱり最高だな!」って感じたし、凄く頼もしく感じましたね。ただ、俺達もっと出来るなという部分も同時に感じているので、JDDに向けて仕上げていけたらなと思っています。

ーNDD当日は他のチームは見ていましたか?
A 結構見てました。自分は「DEEP」がメチャクチャ上手いなと思ってみてました。身体の使い方メチャクチャ上手いし表現力も半端ないので注目していました。あと「BIO BLOOD」のモリアツは大学に時の同級生で気になって見てましたが、自分達のないものを持っててカッコ良くて、どこかには入賞するだろうなって思ってました。
K 良いチームが良いダンサーが凄く多かったですね。自分達の表現をありのままにコンテストにぶつけているチームや、振付に特化したチーム等、自分達にはない方向性やスタイルの作品を体感することが出来たのは、こうやって挑戦して改めて感じたディライトの醍醐味ですね。自分的に好きだったのは「D-BURST」「M.A-1」ですね。「ZiGSO」には振付のセンスを感じたし、他にも色々良いなと思うチームはありました。

ー結果発表の時、3位に「BIO BLOOD」、2位「DEEP」と来た時、どういった心境でしたか?
K 正直自分達、踊り終わった時点で「今回、俺ら3位くらいかもしれないですね」とか言ってたんですよ。
A そうだね、「絶対行った!」みたいな手応えではなくて「優勝出来たらいいな~」って感じでした。自分的には以前TDDで優勝した時のほうが手応えは強かったです。なので、、、ドキドキでしたよ!
K もし優勝しなかった事も、その時は想像してて、もし優勝出来なかったとしても東京予選に出る!って覚悟はしていました。

ーJAPAN DANCE DELIGHTに挑戦する、そのモチベーションはどこから来ているのですか?
A 自分にとってダンスディライトは特別なものなんですよね。初めてFINALを生で観たのが「錯乱武者」が優勝した時で、こんな舞台があるのかと衝撃を受けて以来「夢の舞台」で、FINALに出場する事は達成したけど、あの「錯乱武者」の優勝が脳裏に残っていて「いつか自分もこういう風になりたい」っていう思いがずっとあるんです。「ダンスは勝ち負けが全てじゃない」っていうのは自分の生徒には常々言っている事なんですが、「ジャパンダンスディライトで優勝する」という夢はずっと持ってますね。

ーJDDに対する意気込みをお願いします。
K 僕達が優勝する事によって日本のロックダンスシーンにムーブメントを作りたい、歴史に名前を刻むのは自分達でありたいって思います。
T 念願の優勝を果たします!
S JDDには大学生時代から今まで共に挑戦して来た「Bound Stoppers」そして「SHUFFLE!!」の仲間達の気持ちも背負ってJDDの頂点を獲る事でオレ達がやって来た事が間違いではなかった事を証明します!
HM 今年こそ、JDDの舞台で炸裂します!!
HD JDD優勝して師匠や両親皆様方に感謝を表します。そしてそのあとも自分は冒険を続けます。ダンスで世界平和を!!
A NDD結果発表のステージ上では簡単に「優勝します」って言っちゃったんですけど、JDDで優勝するっていう事が並大抵じゃないし、準備や気持ちの部分や全てひっくるめて全部揃わないと優勝はできないって事は今までの挑戦で分かっています。今まで悔しい思いをしてきた分、しっかり準備してJDDで最高の結果を得られるように6人で頑張りたいです。今まで越えられなかった壁を打ち破りたいですね。