DANCE DELIGHT オフィシャルサイト!

2016年2月21日(日)@CONPASS

6

初の試みとなる衣装の変化にフォーカスしたコンテスト
“仕掛け衣装コンテスト”に6組がエントリー!
優勝は “ayanoh (Bupida Fyah)”

 

ƒvƒŠƒ“ƒg

 

▼WINNER
WINNER

 

▼出場者6組
ziinie (REGGAE HIP HOP)
charhan (Footbag Freestyle)
リゾット (アイドル)
shiori (FREESTYLE)
うにゃだゆういち (自然)
ayanoh (DANCE HALL)

5

2

4

1

3

WINNER DANCE 


今回、初の試みとして開催されたこの「仕掛け衣装コンテスト」。コンテストまで2週間を切ってもエントリー数が2組とコンテスト自体の開催も危ぶまれたが、最終6組が出場。フットバッグアーティストの参戦や、東京からの参戦もあるなど、予想を超える広がりを見せ、内容的にも「衣装」「変化」というコンセプトに対して、多種多様なアプローチが見られ、その創造性、個性、キャラクター等は見る者を楽しませた。
順番は当日くじびきで決定。制限時間は1分半。まず1番目に登場したのはレゲエヒップホップの4人組チーム「ziinie」。ややミスも見られたが、チームとして上手くカバー。レゲエヒップホップの世界観の中で効果的に衣装を変えて表現した。2組目に登場したのはフットバッグフリースタイラーの「charhan」。手のひらサイズのフットバッグを使ってリフティングのトリックで魅せるパフォーマンスを披露。数々のトリックを連発する中で衣装変化を実行。衣装自体のクオリティーの高さが印象的。3組目は女性ダンサー「リゾット」。自己申告ジャンル「アイドル(freestyle)」として表現されたパフォーマンスは、黒ずくめの衣装→AKB48の衣装という変化の後は圧倒的なパッションで踊り狂い、最後は対空時間の長いゲッダンで終了。この最後の「ゲッダン」のパワーは凄まじく、この日一番の会場を沸かせた瞬間だったと言えるだろう。4組目には東京から参戦の「shiori」が登場。衣装に電飾を仕込んで光らせていたり、合計3段階に分けて変化したりと非常に凝った衣装で勝負。最後に化け狐を思わせる「しっぽ」が出てくるなど世界観とストーリー性を感じさせる作品を披露した。5組目に登場は自己申告ジャンル「自然(freestyle)」の「うにゃだゆういち」。パンダの衣装で展開される歌詞を意識したパフォーマンスは、雑な部分と計算された部分が入り混じった絶妙のバランスで会場を爆笑させた。そして最後6組目に登場したのはダンスホールの「ayanoh」。服を脱ぐ、そして服を着る、その流れがナチュラルで、音楽の世界観にもマッチしているパフォーマンスを披露した。
結果は、最後に登場した「ayanoh」が優勝(ジャッジの全会一致で決定)。斬新なアイデアやキャラの強い一部出場者の参戦などで盛り上がりを見せた「仕掛け衣装コンテスト」。まだまだ「衣装のクオリティー」「仕掛けのスマートさ」「発想」など、まだまだ伸びしろを感じさせただけに、次回もし開催される事があれば、更なる進化に期待したい。

 

▼JUDGE
JUDGE


===JUDGE’S COMMENT===

JUNKO YAMAMOTO
凄く面白かったです。みんなが今日の為にしっかり準備して衣装とダンスで楽しんでいる姿を見れたのが良かったです。一つ思ったことは、変化する前に仕掛けの部分が見えてしまったり、重ね着する事で着膨れしてしまったり、どう変わるかが分かってしまうとワクワク感が半減してしまったりするので、ナチュラルに変化したり、意外性を示すことが出来た人に高評価しました。優勝の「ayanho」は一番ナチュラルで、テーマにも合っていたし、衣装の変化のタイミングも曲と合っていました。気になったのは、脱いだものが自分の近くに落ちていたりしていて、見ている人の視線がそちらに向いてしまうことがあるので、脱いだものの後処理がスマートだったら更に良かったですね。他に印象的だったのは東京の「shiori」ですね。テーマや世界観があり、しっぽが出てくるところは意表を突かれました。
YUKI
凄く見応えがありました。「ayanoh」は衣装と音のマッチング、タイミングが良くて、ショーとしても格好良かったので一番良かったっと思います。他には東京の「shiori」は、最後のしっぽで「狐」だったというオチがあった事や、とにかく仕掛けを沢山入れた凝った衣装が、意気込みを感じさせてくれて良かったです。
豹凛
1分半の限られた時間の配分が上手い人と勿体無い人がいましたね。衣装のサプライズ感や演出のパターンが似ているところが多かったかなと思います。一回で脱ぐタイプと、段階のある人など色々ありましたが、一回で脱ぐタイプでややミスが目立ったように思います。そんな中、「shiori」の最後帯を脱ぐ所、そして「うにゃだゆういち」の最後にバラを咥えた所なんかは、意表をつかれたので印象に残っています。優勝の「ayanoh」ちゃんは凄くスムーズで、衣装の使い方が上手くて、脱いでから着るという行程が丁寧で、一番高得点でした。