DANCE DELIGHT オフィシャルサイト!

2017年6月11日(日)@CLUB CITTA’

60チームがエントリーした
“JAPAN DANCE DELIGHT VOL.24 東京大会”
見事決勝進出を果たしたのは

“DOWNTOWNBOUNCE”
“ASURA”
“F/Y/N”
“Alaventa”
“Reckless”
“アルストロメリア”

 

===FINALIST TEAMS===

 

YAZAKI
多少ミスもあったらしいですが、それを感じさせないような、キャリアがあるからこそできるダンスをしていたと思います。シンプルに「今の」彼らのダンスをしていたと思います。

MIZUE
チーム力が高くてまとまってました。自分たちの良さを理解していて、そういった部分がこちらまで伝わってきました。

RYUZY
大人の踊りになってきてて、個人のキャラが立ってるんですが、やや魅せたいのかどうなのか中途半端に感じる部分もありました。あとジャジーさが強すく出ていたんですがもう少しファンキーな要素をミックスしても良かったんじゃないかとも思いました。

 

O-SHIMA
3人並ぶとどうしてもACKYに目が行くんですけど、ソロでは後の2人も型にとらわれないような個性を発揮していて、楽しんでいる感じも伝わってきて良かったです。

YAZAKI
ACKY君率いるチームですが、他の2人もソロで起爆剤になってたりACKY君自体もソロもルーティンにしてもいるだけで凄い存在感があったんで、決勝でどう進化してくるかが楽しみです。

RYUZY
大先輩であるACKYさんのチームなんですが、下の子を引っ張りつつ、下の子達の能力を上手く引き出しつつ、という姿が印象的でした。決勝も楽しみです。

 

YAZAKI
シンプルで、一つ一つの動き全てがファンクになってるって感じで、更に揃っているんだけど即興性もあるという感じで非常に説得力を感じました。踊り出しからお客さんがどよめいてたんで、文句なしです。決勝では3人の阿吽の呼吸を高めて良いものを見せてほしいと思います。

MIZUE
凄く良かったです。シンプルなことをやっているのに、楽しんで見れた唯一のチームでした。

RYUZY
個々の個性が立っているんで、かっこいい部分やジャンルの良さが出ていたんですが、もっと行けるんじゃないかなって思います。決勝は期待してます。

 

O-SHIMA
ハウスの色んな可能性を広げようといろいろ試しながらやっていると思うんですが、これだったら「FREESTYLE」って書いちゃった方が見え方としてはすんなり入ってくるから良いんじゃないかなって思いました。

TAKUYA
あまりハウスの要素は無かったですね。今の時代に「何がハウスか?」みたいな事は言うつもりはないんですが、ステップダンスの良さやハウスならではのビートの中でのリズムの抜き差しとか、みたいなものを使って勝負している風には見えなかったです。色々他のものを付け足して作品にしているのは分かるし、そういった部分での評価はしますが、もう少しハウスの本質的な部分も勉強しましょう。

MIZUE
ちょっと重い空気の作品だったと思いますが、その世界観の中、一瞬たりとも途切れることなく入り込んで表現していたのが良かったと思います。集中力が高かったですね。

 

O-SHIMA
結構自分は高評価でした。今のシーンでは他と違いを出す為にインストのスピリチュアルな選曲で来るチームが多い中、今時の曲を使っていて真っ直ぐに自分たちがやっているヒップホップを表現していたのが良かったですね。

TAKUYA
HIP HOP勢の中で一番良かったと思います。音にハメに行っているチームが多く、単純にビートに乗るという事をやっているチームがもはや少ない状況の中、このチームはしっかり乗れて踊っていて、振りにも工夫があり、バランスが良かったですね。パンチが重いわけじゃないけど細かいジャブで持っていった…って感じでしたね。

YAZAKI
今日、全体的にヒップホップのチームがスピリチュアルな感じで作品を作ってきてて、その中で唯一このチームは自分たちが今やっているヒップホップを等身大でそのまま表現していたチームでした。

 

O-SHIMA
純粋に見ていて笑顔になりました。音楽の良さ、ダンスの良さ、そういったものがしっかり伝わってきましたね。ダンスを知らない一般の人が見てもハッピーな気持ちになると思います。

TAKUYA
場の空気を持っていくという事が出来てましたね。ただ面白いだけではなく、しっかりしたダンスの部分で押さえる所は押さえていたので、評価されたんだと思います。

RYUZY
チームの雰囲気が急転して良くなったのが中盤からだったので、前半からもっとチームカラーが出せれば良くなるんじゃないかと思います。

 

===JUDGE’S COMMENT===

O-SHIMA
評価として差を付けにくい大会内容で審査は結構大変でした。上位に来るチームは個々のダンスも良かったという印象があります。しっかり瞬間を楽しめていて、自分たちが提示したいことが伝わってきたチームが入賞したように思います。入賞しなかったけど印象的だったのは「I-muth」ですね。自分は高評価でした。「Riff chase」は前半は好きだったんですが、後半に拡がりを感じなかったですね。「Last Rain Livingroom」は、ポップの中では選曲にしても振付にしても挑戦していて、そういう意味で良かったですね。


TAKUYA
自分たちなりの手法を探してるチームが多かった訳ですが、まだそれがコンテストで見せるという事と噛み合っていないように感じるチームが多かったですね。そういう行為自体は悪くないと思っているんですが、ストリートダンスの本質的部分であるファンクネスやグルーヴという部分を掴んだ上で取り組んだほうがいいのかなと思いました。入賞しなかったけど印象的だったのは「Mnchr-m」は良かったですね。他のチームがビートがあるのにファンクネスがないというチームが多い中、ビートレスなものにファンクネスを乗せようとしているチームで目立って見えました。無理やり世界観を作ってるのではなく、自分たちの素直に踊りたいことを形にしたら個性になってた…という感じが伝わってきましたね。ただ、もう少しがんばって下さい。「M.R-N+パパ」のパパはフットワークの角度とかチェアーのアナログ感が古株って感じでしたね。


YAZAKI
作り込んだ新しい表現をしようとしているんですけど消化しきれてないチームが多かったです。そんな中、シンプルにダンスを表現しきったチームが上位に入っているように思います。入賞しなかったけど印象的だったのは「TK」はコンセプトは古い気がしましたが空気感が良かったですね。「LOCKaJIVESET」は僕は高評価でした。「PLAY B♂Y」はダンスも上手いなと感じました。このまま自分たちの路線を信じて頑張って欲しいですね。あと「ファンファーレ」も良かったです。


MIZUE
飛び抜けたチームは少なかったです。全体的に作品を作品としてまとめる能力はあるんですが、その分自分たちのアピール力が少し下っていたんじゃないかなと感じました。色んな世界観設定や方向性のチームがありましたが、最終的に精神と身体が一致したダンスが出来ていたかがポイントになったんじゃないかなと思います。入賞しなかったけど印象的だったのは「Dominojam」ですね。シンプルなんだけど格好良くて印象に残っています。「B:OCE」はチーム力が高くて、踊り初めの時点でオッて思ったし、自分たちの気持ちを伝える為に3分間しっかり使い切ったなって感じました。「Dabadu」はジャズの身体の伸びとしなやかさの部分をプラスに使っていくと面白くなりそうだなって思いました。


RYUZY
正直、飛び抜けたチームはなくて横一線っていうイメージでした。全体的に曲の感じが似ていて、作品自体はちゃんと完結させては来ているんですが、パンチが弱いというか、勝負しに来てるっていうエナジーが不足していて、審査しづらかったですね。入賞しなかったけど印象的だったのは「JOKERTRIBE」は凄くストリート臭さがあって良かったですね。ポップに始まり、ニュージャックやロックなんかも飛び出して90年代を感じました。彼らが追求してるWESTSIDE感も伝わってきたし、幅広く見えました。