TRUE SKOOL
2006.10.1.sun @LA CIGALE[PARIS-FRANCE]



ダンスディライト海外進出第一弾となる"PARIS DANCE DELIGHT"が10月1日、パリのラ・シガールという会場で開催され、満員の観客で盛大に盛り上がり、パリの地にダンスディライトの足跡を残した。
エントリーは19チーム。しかし、その中にはプロとして活躍するダンサーを擁するチームも数多くスタート前から期待がもたれた。
会場はオペラ座を思わせるような歴史ある重厚な作りでそこにダンスファンが一気に詰めかけた。オープニングの曲はダンスディライトのテーマ曲である「Theme of S.W.A.T」が流れ、あのチキチキチキ・・・を聞いた瞬間に日本人スタッフ、ゲストは一気にテンションがあがる。
出場チームの全体的な特徴は強烈な個性とパワーとアピール力。次から次と登場するダンサーに対する観客の反応も素晴らしく、どのチームにも大きな拍手と歓声があがり、数度にわたるスタンディングオベーションもあるなど日本ではナカナカ見られない光景も見られた。
そして最後はJDD VOL.12チャンピオン「G'OLD」の登場となったわけだが、そのショーでテンションは最高潮に達した。パフォーマンス中に何度も巻き起こる歓声と溜息。そして終了後にはまさに観客総立ちでのナカナカ鳴り止まない拍手。
そして審査発表。優勝発表では号泣シーンも見られる等、一日を通して日本のダンスディライトと変わらない風景がパリにあった。まさに日・仏ダンスシーンが"DANCE DELIGHT"というフィールドを通して一つになった歴史的瞬間と言えるだろう。
"PARIS DANCE DELIGHT"はダンスディライト海外進出第一弾として確実に成功したと言えるだろう。
それはこの日、沢山のダンサーのいきいきとした表情、そして沢山の観客の笑顔を見られる事が出来たことが裏付けしている。







WINNER
Azaria
Aulnay Sous bois / Free Style
アフリカ女性5人組というAzaria。フィジカルの高さはサスガの一言。更にタイトなルーティーンとはちきれんばかりのパッションで会場中に彼女達のエナジーを充満させた。






2ND PLACE
Seb et Raphael
France, Germany / B-boying
頭の天辺にお面をつけ、終始パフォーマンスした2人組。完成されたブレイクのテクニックをベースに非常に創作的な構成で全く異次元の世界観で会場中を陶酔させた。





3RD PLACE
Virtuose de l'instant present
Paris / Locking
P-lock, J soulというパリを代表するロックダンサーとその生徒達によるロッキングチーム。オーセンティックなスタイルをベースに音ハメや帽子ネタで大いに盛り上げた。




SPECIAL PRIZE
WANTED
Paris / HIP HOP DANCE FUSION
BOTY 2001で優勝経験も持つフランスを代表するチームWANTEDがなんと4人で登場。様々なジャンルをミックスさせた新しいスタイルでウォンテッドスタイルをレペゼン。