TRUE SKOOL
2009.8.1.sat @D'Marquee Downtown East(シンガポール)
速報ムービー、その他ムービーは
DANCE DELIGHT携帯公式サイトをチェック


日本代表のALLAREAが
宿敵とも言える韓国のギャンブラーを下して見事優勝!


WINNER

ALLAREA
JAPAN


2ND PLACE

THE GAMBLERZ CREW
KOREA


3RD PLACE

FORMOSA
TAIWAN


4TH PLACE

BIG TOE
VIETNAM


BEST SHOW
ALLAREA
JAPAN



■ショーの結果(上位4位)
1位 ALLAREA
2位 THE GAMBLERZ CREW
3位 FORMOSA
4位 BIG TOE


■BATTLEカード&結果
セミファイナル1
THE GAMBLERZ CREW○ VS FORMOSA×

セミファイナル2
ALLAREA○ VS BIG TOE×

ファイナルバトル
ALLAREA○ VS THE GAMBLERZ CREW×

三位決定戦
FORMOSA○ VS BIG TOE×


■参加国リスト(9ヶ国)
THE GAMBLERZ CREW(韓国)
FORMOSA(台湾)
ALLAREA(日本)
STO CREW(中国)
LAOBANGFAI CREW(ラオス)
BIG TOE(ベトナム)
99 FLAVA(タイ)
GILLER BATTLE CREW(マレーシア)
RADIKAL FORCE CREW(シンガポール)


2009年のBOTY FINAL出場権をかけてアジア9ケ国の代表がシンガポールで激突!
日本代表のALL AREAはバトル優勝、そしてベストショーを獲得し、まさに完全勝利を収めBOTY FINAL出場権を得た。

会場となったDowntown East内のスタジアムにはBOTY FINALとほぼ同等のステージが組まれ、雰囲気はまさにBOTY FINALのミニバージョンという雰囲気。
熱狂的なシンガポール及びアジア圏のB-BOY&ブレイクファンが見守る中、まずショーケース審査が行われた。

ショーケース全体のレベルとしては年々確実にレベルアップしており、殆どの参加国は非常にピュアなB-BOYINGをレペゼンしていたのが印象的だった。ショーケース、実力共に既に世界レベルである、日本、韓国、台湾の3チームは安定したショーを見せており、観客の声援も非常に多く受けていた。その他の国では地元シンガポールであり、昨年ショーランク4位だった、RADIKAL FORCE CREWが、ビッグムーブはほぼ出さないものの、玄人好みしそうなドープなB-BOYINGを見せていたのが印象的だった。そして、昨年も非常にいいショーを見せたベトナムのBIG TOEは見事なショーを展開し、何度も観客を湧かせていた。

ショーの結果は1位"ALL AREA(日本)"、2位"THE GAMBLERZ CREW(韓国)"、3位"FORMOSA(台湾)"が上位3位に選ばれると、4位には会場を大いに湧かせた新勢力"BIG TOE(ベトナム)"が選ばれた。このショーの結果からセミファイナルのバトルカードは第一バトル、THE GAMBLERZ CREW VS FORMOSA、第二バトルはALL AREA vs BIG TOEとなった。

セミファイナル第一では、THE GAMBLERZ CREWがルーティンのミス等も多少ありながら、FORMOSAに勝利。続いてのセミファイナルでショーランクが自分達より上位のALL AREAに挑んだBIG TOEは、このバトルには勝てない事を予め想定し、このバトルを捨て、三位決定戦に持てる全てをかける作戦に出た。その結果ほぼ全てのラウンドをソロで戦うBIG TOEに対してALLAREAはソロとルーティーンで対抗。しかしバトル中に勝利を確信したALLAREAは、キラールーティーンは温存しつつバトルを進行。結果はALL AREAが実力を見せつけ難なく勝利。
この結果、決勝カードはALL AREA vs THE GAMBLERZ CREWの日韓対戦。三位決定戦はFORMOSA vs BIG TOEの対戦となった。

決勝バトルの序盤戦は、双方の探り合いのスロースタートとなったが、中盤辺りからバトルは白熱。後半で日本が得意の「オクタゴンルーティーン」を出した時には会場もジャッジ陣も騒然となっていた。対抗するTHE GAMBLERZ CREWも個人の高いスキルを生かした超絶ルーティーン等で反撃。
まさに現在のアジアB-BOYシーン最高峰のレベルとなった。そんな数々のナイスルーティーン、
ビッグムーブ、ブロウアップが繰り返される中、ALL AREAのチームリーダー的存在であるKATSUがソロで大活躍をみせた。彼のドープで魂のこもったソロは、百戦錬磨の玄人ジャッジ陣をもうならせる質の高さで、ALL AREAの勝利に大きく貢献したと言える。

三位決定戦のFORMOSA vs BIG TOEのバトルでは、BIG TOE(ベトナム)が、温存していたルーティーンを爆発させ、このバトルに全てをかける姿が随所に見られた。対抗するFORMOSAも個人のスキルとルーティーンで対抗。結果このバトルはかなり接戦となったが、FORMOSA(台湾)が世界戦経験値の高さと実力で勝利を収めた。

以上の結果、ALL AREAが優勝そしてベストショーも獲得!
2位 THE GAMBLERZ CREW、三位 FORMOSAとなり、以上3チームがBOTY ASIA予選を通過し、10月のBOTY FINALへの出場権を得た。
ALLAREAは文字通り見事な完全勝利を収めたが、このアジア大会を見る限り、まだまだ余力を感じる戦いぶりを見せていた。主催者のトーマス、今回のジャッジにあたったPOE ONE、CRAZY、BORN達もALL AREAの実力には驚きを隠せない様子だった事からもBOTY JAPAN10年目にして、今年こそ念願のBOTY FINAL優勝が現実になりそうだ!